ウスバキチョウ

お鉢平一周
久しぶりに晴れました。気温も低く天気の悪い日が続いていたので10日前に比べても、植物もあまり成長した感じがしませんでした。
24日の雪と25日の霜で、すっかりしおれてしまった花も。特にキバナシャクナゲはぐったりしてしまい、明日になったら茶色に枯れてしまうのかな?という感じ。北海沢ではジムカデやエゾコザクラなどもしおれていました。イワウメは花びらが茶色になっているものや花が落ちてしまっているものもありましたが、全滅と言うわけではなかったです。
蕾にも影響はあるでしょうが、もう咲かないわけではないだろうから、ひと休みして、これから咲いてくる花達を待っているような感じです。全体に霜にあたってちょっと精彩を欠いた雰囲気でした。
でも、久しぶりの日差しに喜んでいるだろう蝶をたくさん?見ることが出来ました。もうずいぶんボロボロに色あせてる個体も多かったですが。写真:ウスバキチョウの交尾

進歩?

昨年は巣立った後のクマゲラの巣穴を載せましたが、今回はその姿を見ることが出来ました! 少し前に見たときは餌を貰うヒナのクチバシしか見ることは出来ませんでしたが、今回は少し顔も出していました。
もうほとんどのヒナは巣立ちを終えた季節だそうですが、この親子もソロソロのようです。親がしきりに外へ誘うように声をかけて(鳴いて)いました。

緑岳・第一花畑

気温が低く、お天気の悪い日が続いています。今日も小雨。山の上の開花のスピードも遅そうです。今日は緑岳の雪渓の様子を見てきました。
写真:第一花畑の入口付近です。しばらく真っ直ぐ(?)のドロドロの登山道。キバナシャクナゲ・エゾコザクラ・ジムカデ・チングルマがちらほら咲いている所もありましたが、ほんの一部分でやや登りにかかる所から先、第二花畑・ハイマツ帯の下まで、ほとんどずっと広く平らな雪渓です。ガスっていて真っ白だと特に下りでは道がわかりにくいので、マダマダ注意が必要です。

バイオトイレ

朗報です。沼の原登山口に2002年6月17日「バイオトイレ」が設置されました。この洋式便器の中にオガクズがたくさん詰まっていて隣に自転車(のようなもの?)が付いています。用を足した後に自転車に乗り換えて、正回転20回以上・逆回転10回以上自分でこいでオガクズを撹拌させるしくみです。
「水を使わない・臭わない・糞尿が資源化される」などの理由から普通の公衆トイレとしても注目されているそうです。1日80~100回の使用に耐えられ、コンポート回収も年2~3回とか。
大雪山では他にトムラウシ山短縮登山口に現在工事中との事です。今月中には設置されるでしょう。みなさんいつまでもキレイに使用してください!!
やはり登山口にはトイレはあって欲しいです。この流れに乗って山の上のキャンプ指定地(南沼や大沼)にも、もっと簡素なもので良いのでトイレが設置されることを望みます。
写真:6月18日(今日6/21の層雲峡の天気 曇時々雨 16:30の気温12℃)

沼の原・大沼満水

沼の原までの登山道にはもう雪はなく、予想していたとは言え、やっぱりちょっと驚き。沼の原ではヒメシャクナゲがまだ小さく細い蕾で濃いピンク色がかわいらしい! 五色の水場ではエゾノリュウキンカがほぼ満開でした。
大沼は入口付近までほぼ満水。テント1.2張、はれない事はないかな?っと言う程度のスペースはあるけれど…雨でも降れば寝ている間に浸水しそうな状態です。雪解けのこの時期、しばらくは大沼での幕営はみ合わせた方が良さそうです。