【日本遺産プログラム・アイヌ語地名探検隊 2025】
ヤウンモシリ(北海道)の母なる川「イㇱカㇼ(石狩)」川には、日本遺産の構成文化財に指定されている大函をはじめ、かつてニセイと呼ばれた層雲峡峡谷など、数多くのアイヌ語地名が残っています。本プログラムでは、層雲峡のアイヌ語地名を訪ねるとともに、道路がなかった時代に移動ルートとして使われた沢を実際に歩くことで、かつてのアイヌの人たちの生活に思いを馳せます。※今後、夏と秋にも開催を予定していますが、5/10の回は沢歩きはありません。地名巡検のみになります。
〔日本遺産とは〕
日本遺産とは「地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリー」です。
これまで点と点だった文化や風習が土地や伝説と結びつき、一つのストーリを作り出すとき、そこには新たな価値が生まれます。日本遺産には一つの市町村単位で完結するものも数多くありますが、今回、「カムイと共に生きる上川アイヌ」として認定されたのはシリアル型といい、複数の地域に跨って多くの土地や文化、たくさんの人々が関わるタイプのものです。
5/10の回 「ニセイとイㇱカㇼ地名を追う」
石狩川はかつて最上流部で、ホㇿカイㇱカㇼ・ユニイㇱカㇼ・シノマンイㇱカㇼの三本の‟イㇱカㇼ”川が合流し、ニセイ(層雲峡峡谷)へと流れ込んでいました。春の「探検隊」では層雲峡のニセイ地名と、ダム湖の水底に沈んだ三本のイㇱカㇼ川を探ります。
- 開催日時
- 2025年5月10日 集合9:30 終了
- 募集定員
- 7名
- 申込受付
- 開催日の1ヶ月前から・事前予約・電話(01658-9-4400)
- 集合場所
- 層雲峡ビジターセンター
- 備考
参加費:1,500円
参加対象:日本国内在住で、日本語での意思疎通が可能な、10歳から70歳までの方。未成年者は保護者同伴。
服装:野外活動ができる服装。靴は長靴やトレッキングシューズ。雨具をお持ちください。
感染症予防:体調不良の方の参加はご遠慮ください。
※当日、事情によるコース変更や天候悪化により催行を中止することがあります。予めご了承ください。
※参加者ご本人が直接お申込みください。受付は電話のみになります。