黒岳スキー場

ようやく黒岳のスキー場が23日オープンしました。前日の雪で五合目が50㎝、七合目が80㎝の積雪となりました。この日は層雲峡も大荒れで外を歩くのは困難な状態(笑)。天然雪では道内でトップだそうですから、ボーダー、スキーヤーの皆さん初滑りに来て見ては?
今時期、天気の良い日は、国道沿いの雪が少し付いた木々がキラキラ光ってみえたり、雪の間を流れる石狩川。全体的に白くなる前の景色も良いものです。でも国道は滑りますので注意してくださいね。既に国道からはみでた車両を見かけてます。

雪舞う黒岳

山情報で活躍してくれた二人のスタッフが業務終了となり、センターも夏の賑わいがウソのように静寂な雰囲気になりました。
毎日のように更新してました山だよりでしたが、なかなかネタが見つからず(笑)更新を怠っておりました。申し訳ありません。
ようやく雪も根雪になったかな?という感じの層雲峡を散策、写真は層雲峡園地からの黒岳です。山頂あたりは雲かと思いきや雪が舞っている状況です。いまだ黒岳5合目あたりの積雪は30㎝と少なく、スキー場はまだオープンできないようです。
銀河流星の滝は凍り始め、石狩川河川敷では来年2月から始まる氷瀑まつりの骨組みが立てられ準備が進んでいます。また温泉街では雪ほたるが完成(光のオブジェ)し、点々と夜の銀世界に灯りをともしています。
これらの写真も除々に載せていきますので、冬の黒岳、層雲峡を楽しみにご覧ください。

黒岳より

今シーズン、最後の山歩きに行って来ました。
五合目遊歩道周辺にほとんど雪はなく、黒岳スキー場の明日のオープンは無理そう?展望台から眺める黒岳も木々が黒く見えて真っ白と言う感じではなく五合目登山口付近は氷の張りついた石や厚めの氷の張った水たまり?がツルツル滑って、上りも下りもここが一番危なかった!!
でも七合目より上の登山道にはそこそこ雪も積もってきていて九合目より上では夏道がだんだん判りにくくなってきているかな?
今日は雪の表面がガリガリ音を立てるほどしっかりしまっていて、ある意味歩きやすかったけれど、こんなふうに状況は日々変わるんだなぁ~と実感。今日は良くても明日は???装備は万全に。雪山です。
山頂稜線風強くよろめき、風冷たく全部着こんでちょうどよく、顔(鼻)だけが冷たい(笑)今年の10月の山行は晴天と言うだけでなく暖かい日に恵まれたので、久々に山の厳しさを体験。それはそれで良かったと思う。
山の上は真っ白だった。キレイだった。
写真:黒岳より石室方向

層雲峡

時折薄明るくなりますが、ちょっぴり暗い白い空。小雪舞う層雲峡です。初雪は13日の晩に降った雪かな?でもこうして日中下界(層雲峡)に降る雪は今日が初めてかも。
山の上は10月に入って順調?に雪が降り、根雪になるのが早かったような印象ですが、層雲峡は意外と暖かい日も多く遅めの印象。今日もまだそれほどの雪ではないので積雪はどのくらいになるだろう?真っ白な層雲峡を見てみたい気もする…
層雲峡はまだこんな程度ですが、峠など標高の高い方に行かれる方、車の運転十分にお気をつけ下さい。

お鉢平展望台より

あまりに穏やかなお天気だったのでお鉢平展望台まで足を延ばしてしまいました。雲の平はソコソコの吹きだまりで持参したスノーシューが威力発揮!イイ具合に締まった雪の上をなかなか快適に歩かせてくれました。久しぶりの山歩きでちょっと疲れましたが(笑)。真っ白な北鎮岳やお鉢平の稜線はキレイだった~!
昨日はアイゼンを使う事はありませんでしたが、やっぱりこの季節に山に来られる方はどのような事態にも自己責任で対応出来る準備をしてきて下さい。なーんて本当は少し前の私はこんなふうに『装備の無い人は山に登らないで下さい』なんて言える立場じゃなかったし、今もそう技術を取得したわけでも無いけれど、毎年少しずつ少しずつ雪の降った山に登ることで(天気の悪い時は行かないけれど)山を知り自分の力を知り…自分の限界を見極める目を養いながら伝えている努力はしているつもりです。最近は自己責任を取るという考え方が欠如しているのでしょうか?偶然の運の良さや他人の力に頼ろうとする人たちの多さにびっくりします。相手は大自然です!人間の手に負えない力を今までだってあまりあるほど見せつけられているのに、自分の身に降りかかってみないとわからないのかな?きっとその時は遅いのに。
クドイですが山はもう雪、「来たついで」の登山は難しい季節です。キチンと準備して来て下さい。