雲ノ平

今日は沼の平・愛山渓周辺がお仕事だったのに、お昼前頃から山はガスガス。今シーズン初の沼の平は眺めることが出来ませんでした。今日の主役はやはりキバナシャクナゲ。雲ノ平の雪が解けたばかりの所にはまだまだ固い蕾もあり。こんな風に一面に広がる群落もあり…
後半はガスってしまったけれど、霧のかかった風景もとても良く似合う花なので、今日も至る所でいろんな顔を見せてくれました。
雲ノ平周辺で見頃になってきた花:チングルマ・エゾノツガザクラなど。

赤石川

もう一度チョウノスケソウを見たいと思ったのですが、赤岳登山バスは7月1日からなので黒岳から小泉岳へ…ちょっと遠かった~
黒岳の登りでは八合目の上まで、まだ大きな雪渓が3.4ヶ所?と登山道が雪渓で埋もれてる?ような何ヶ所か雪の上を歩く。途中登山道が出ている所はドロドロだったり、水がじゃんじゃん流れていたりするので、防水と靴底はしっかりしていた方が良いでしょう。
でも九合目の上の急登と、山頂直下の斜面のトラバースの雪渓はほとんどありませんでした。
マネキ岩周辺も緑濃くなり始め、九合目の標識付近ではウコンウツギも咲き出していた。
九合目付近から咲いていた花:ハクサンイチゲ・ミヤマキンポウゲ・カラマツソウ↑・キバナノコマノツメ・ハクサンチドリ↑・エゾイワハタザオ↓・ウコンウツギ(まだ一部)など。
かなり雪解けが進んだ気配だったので赤石川はどうだろう???と思っていましたがこちらはまだしっかり雪の下。
でもこの穴の開いたヘリには蛇カゴが見え始めていました。
写真:ちょっと北海沢側へ上がった位置から赤石川を見下ろす。

高根ガ原

他の場所より早めの時期に見頃を迎える事の多い高根ガ原のホソバウルップソウを見に行ってきました。思ったより蕾のものもあったけれど全体的には見頃と言ってイイかな。トムラウシ山は遠く霞んでいたけれど、ハクサンイチゲ(見頃)・エゾコザクラ↓・ミヤマキンバイ・キバナシオガマ↑(コマクサは蕾)…など周りも花盛りで、穏やかでのんびりした高根ガ原でのしあわせな時間でした。。。
ほか高根ガ原で咲いていた花:エゾオヤマノエンドウ・イワウメ・キバナシャクナゲやや↓・エゾノツガザクラ・エゾイチゲ・チシマキンレイカ(まだ小さい黄色い粒粒の蕾)などイロイロ。
白雲小屋周辺では咲いたばかりという感じのキバナシャクナゲが花盛りでとてもキレイ。チシマアマナも見頃。緑岳~小泉岳の稜線ではチョウノスケソウが咲き始めている所も!!花数多めな気がします。
天候が安定しているせいか稜線の開花状況は順調、早めな感じです。

チップ歩道

浮島湿原に行って来ました。層雲峡を出た時は小雨、途中上川の街中はくもりでしたが、浮島湿原は小雨・濃霧。
登山口から浮島湿原入口までの1.6㌔(約30分)をチップ歩道にする工事がされていて、今日は登山口付近を工事中。写真は湿原入口まであと400m付近。この少し手前からチップ歩道になっていました。
今までも昔に比べればだいぶ歩きやすくなってきていたけれど、雨後は水たまりやぬかるみも時々あったので、完成したらもう長靴要らずになるのかな?
浮島湿原で咲いていた花:チングルマ↓(半分?綿毛になり始め)・ヒメシャクナゲ↓・ハクサンチドリ↑・エゾイソツツジ↑・エゾゴゼンタチバナ↑・ミツバオウレン・ツマトリソウ・ツルコケモモ(咲き始めかな)など。

かなり雪

五色岳へ行ってきました。先日水場まで行った時に沼の原までの急登で残っていた大きな雪の固まりはほとんどなく、踏みぬくような箇所もなくなっていたけれど、水場の上の急登を過ぎ、泥だらけのブッシュをくぐり(頭から砂をかぶる…く~)沢に出て少し歩いた所からは、ほぼ一面の雪渓。見えなくなっていたトムラウシがもう一度見える花畑の所まで、ほとんどずぅっとつながった雪でした!!こんな晴天の見通しのきく日でもかなりわかりにくい。おまけに雪の重みで倒れた笹が道を覆い隠していて、登山道の入口もかなり見つけにくい状態でした。
雪渓を過ぎハイマツ帯に入ると木道が出ていましたが、木道のないところの道はじゃんじゃん水が流れる沢状態でした。
ハイマツ帯の中は暖かいのか?キバナシャクナゲやハクサンイチゲもちらほら咲いていましたが、五色が原はまだ半分雪でした。
大沼:前回同様当然(笑)満水。