赤石川

昨日(7/5)の文面にも登場しました赤石川です。写真の方がわかりやすいかな?と思ったのですが、これじゃぁあんまりわからないかなぁ?矢印は私の使ったルートです。蛇カゴに左から届いている雪渓は写真に写っていない部分がかなり空洞化しているので渡らない方が無難。
北海沢側の最後の蛇カゴに大きな雪の固まりが残ってしまっているのがわかるでしょうか?これが意外にクセモノで邪魔(笑)もうすぐ落ちてなくなってくれるとは思いますが、飛び石に渡る時ストックなど支えがあると安心、まだ雪解けで水量も多めなので何もないとちょっと不安。
昨日の赤石川はこんな感じでした。

通行止です!

高原温泉・沼めぐりコースから高根ガ原へ上がる三笠新道、6月下旬から頻繁にヒグマの痕跡が見られ、大学沼周辺ではヒグマ情報センター・センター員によって確認される日々が続きましたので、関係機関協議の結果「通行止」となりました。
ヒグマとの接触を避け事故を防止し、またヒグマの生息地域の確保の為にも「三笠新道・通行止」にご協力下さい。よろしくお願いします。
写真:今年も一度しか歩けなかった三笠斜面(6/22・今年は傾斜も急だったらしいです、キツカッタ)

ギンザンマシコ

今日の赤石川はまだ厚みのある雪の上を渡って向う岸までたどり着けそうでしたが、横から見るとソロソロその雪渓も落ちてしまいそう。私は雪渓から蛇カゴに下りて蛇カゴを渡り、また雪渓に上がることにしました。
北海沢手前のハイマツ帯のなかでこのギンザンマシコのつがいに遭遇。じっっっとしていたらかなりの時間(と言っても3分くらい)そばにいることが出来ました。さえずらないと言うメスがヒュッーヒュッーと声を出していた(ような気がする)美しい声でさえずると言うオスは鳴いてくれなかった(と思う)。
つがいの写真は撮れなかったので赤くキレイ?なオスの写真を。
この日は別のザレ場でも、つがいのギンザンマシコが餌(何をだろう?)をついばんでいるのを10分位眺めていたられた。ガスガスだったけど寒くもなく幸運な一日でした。

キバナシャクナゲ

ずうっと良いお天気が続いていたというのに、山開きを迎えた昨日(6/29)は小雨・霧雨と言うお天気、今日もそれほど回復せず…。せめて山開きは晴れて欲しかったけれど、畑には恵みの雨かなぁ。
今までは稜線でも寒いと感じることは少なかったけれどまだ7月が始まったばかり、まだまだ防寒も忘れないようにしなければ。。。
「旬の花」を考えてみましたがあまりにもいっぺんに咲き始めていて、咲き始めの花はどれも新鮮でとてもキレイなのでどれが旬とも言い難くて、結局この写真。今までも、まだこれからもまだまだ楽しめると思って。
去年咲き始めに霜・雪にあたってしまい、ほどんど花を咲かせられなかったキバナシャクナゲ。去年のエネルギーが蓄積されていたのでしょうか?今年は花数が多い気がします。
咲き始めの淡い黄緑がかったクリーム色から日がたつと、熟したように花も赤みを帯びてきて、まるで別の花のようにも見えてくるキバナシャクナゲです。

緑岳・第一花畑

大雪山黒岳では本日山開き祈願祭。明日山開きの縦走登山が予定されていますが、今のところ天気予報がちょっと心配。今日は気温のせいなのかお昼前から早々に曇ってしまい、トムラウシ山は見えたり隠れたり。
6月は本当にお天気が良かったので、この一月で雪解けがずいぶん進んだ所も多い中で、ここ緑岳の花畑はまだまだかなりの雪でした。
踏み跡や、点々とある紅ガラ(雪の上に赤い砂のような印)で晴れていれば方向も探しやすいですが、濃霧時はかなりわかりにくいのでご注意下さい。
緑岳から小泉岳への稜線(前にもお伝えしているかもしれませんが)すでに花盛り!!ホソバウルップソウやチョウノスケソウなど特定の花をご覧になりたい方には、早めの登山をオススメしますが、緑岳も赤岳もまだかなり雪渓が残るので、装備は万全に。
今週ずっと目を楽しませてくれていたキバナシャクナゲも少し傷んだ花も増えてきましたが、まだまだ雪渓の解けたあとからあとから蕾も顔を出し始めていますのでご安心下さい。
写真:緑岳第一花畑入口付近より