ウラシマツツジ

 写真は27日に撮影したものです。九合目の標識も全体に出てきました。山頂直下の登山道も出てきました。
 黒岳スキー場も31日で終了となり夏山リフトとしての営業になりますが、スキー持ちこみも可能です。七合目より上でのスキーはまだ楽しめるようです。リフト下にはエゾコザクラが咲き始め、5合目ではキバナシャクナゲの群落、日本一遅咲きの桜チシマザクラが見られます。
 センターは6月から無休となり、AM8:00~PM6:00迄の開館となります。また6月6日には早朝散策会を開催いたします。
 

黒岳九合目

 層雲峡の峡谷にも春が訪れてきました。国道沿いの絶壁の上縁に沿ってエゾムラサキツツジが咲き、新緑に囲まれた峡谷に桜とともに彩りをそえています。
 快晴に誘われ黒岳に上がってきました。七合目からはまだ雪の中。やっと九合目の標識の頭が出てきた程度です。山はこれから朝晩の凍結により雪がしまり滑落の危険があります。春山登山を計画している方は充分注意してください。麓は春ですが山はまだ雪が降り、気温はマイナスです。
 話題はかわりますが23日の日曜日、センターでは早朝散策会を開催します。場所は層雲峡の紅葉谷。春植物の眺めながら1時間程度の散策です。センター前に午前6時集合です。気軽にご参加ください。
 

三つの海を分ける分水嶺

 分水嶺とは文字のとおり『水を分ける嶺』のことです。日本列島は北海道の北端から九州の南端まで、日本海と太平洋を分ける中央分水嶺が延々と4500㎞に渡って連なっていますが、広大な北海道はその20%を占めています。 
 ところが北海道は日本海、太平洋、さらにオホーツク海という三つの海に囲まれており、その三つの海を分ける唯一の分水嶺が存在してるのです。
 連休明けの休日を利用して、その分水嶺である三国山(1541m)に訪れてきました。写真は三国山山頂から。手前の小ピークから左側は十勝川となって太平洋へ、右側は常呂川となってオホーツク海へ、そして雄大な大雪山連峰(ここからの眺めでは、左端に旭岳、右端に黒岳と連なっています)の方へと石狩川となって日本海に向かっています。

春スキー

久々の快晴です。ここ何日間か雪や雨、春が遠のいていくような天気が続き、ゴールデンウィークはどうなるかと思っていましたが、やっと春らしくなりました。
 リフトも夏用に切り替えられ運行が再開しました。
 山は風が少し強く、前日は雪が降ったようですが、解けるのも早く7合目の積雪は3m20㎝でした。つぼ足で上がることができます。
 ゴールデンウィーク中もまだスキーも楽しめます、温泉街にある足湯も温泉がはられ、入れるようになりました。
 上川・層雲峡間にある水芭蕉も見頃です。ドライブがてら足をのばしてお立ち寄りください。

水芭蕉園

 層雲峡にもようやく春が訪れてきたようです。今日は陽射しも強く雪解け進んでいるようです。
 国道沿いの層雲峡と上川の真ん中あたり、清川の水芭蕉園では、ところどころ蕾がふくらんできた水芭焦を見ることができます。また銀河流星の滝も氷が解け水が流れはじめてました。
 黒岳では現在ロープウェイは運行しておりますが、リフトは運休しております。4月24日土曜日からペアリフトが運行となり、春山登山を楽しむこともできますし、春スキーも楽しめます。