巨大な・・・

怪しい雲行き、昨日の午後のこと。スゴイ勢いで雪が降り出しました。5月で雪は驚かない。けれど、空から落ちてくる(落ちてくる!)その大きさに、びっくり。空中で雪を握りつかむという感触のおもしろさにひとり悦に入り、跳ぶ・掴む・跳ぶ・掴む。はたから見れば、空に向かって手を伸ばし(笑いながらです)飛び跳ねている怪しいヒト。
 春先に降る雪は、気温としては高いために雪の結晶はくっ付きあって、おおきな雪片として降ってきます。綿雪とか牡丹雪といいます。本当に雲をちぎったようなおいしそうな雪でしたよ。
 ひとしきり降った後、夕方の光にうっすら照らされた峡谷には雪の桜が一面に咲きました。
  (*訂正とお詫び・4月26日付け「初鳴き」の文中で「日本三大名鳥」は「日本三大鳴鳥」の誤りでした)

巨大な・・・の後

カメラにおさめると、立派な牡丹雪も、ゴマ塩写真になってしまいました。そして一瞬にして雪の桜が咲いた層雲峡の風景です。

初鳴き

昨日、上川の町なかをてくてく歩いていたら、
「ふぉ~・・・ホキョッ・キョ・ふぉ~・・・」
と調子っぱずれの尺八のような声でウグイスが鳴いていました。ウグイスといえば、日本三大名鳥のひとつ。(ウグイス、コマドリ、オオルリ) けれど春いちばんに鳴くウグイスの声はかなりまぬけです。まぬけだけど味があります。昨年に比べ残雪の多い上川公園も、福寿草が咲き始めました。

春探し・こども探検隊!

昨日、層雲峡小学校の総合学習の一環で子供達と先生と一緒に、紅葉谷へ春の探検に行ってきました。一見、まだ虫たちの姿も見えないようですが・・・いました!朽木の樹皮の陰や石の下をそーっと覗いてみると、ゲジゲジやクモ、ワラジムシなどなど。「うわ~、いたよ!」ちょっとおっかなびっくり。すかさずデジカメで記録していました。最後にニホンザリガニも見ることができて、初めて見るその姿に大盛り上がり。季節のにおいを感じ取るこの感覚をずっと持ち続けてもらいたいなあと思いました。

ニホンザリガニ

これがニホンザリガニです。北海道と東北の一部に生息しています。近年、生息できる水辺の環境が失われてきていること、生息地に外来種のウチダザリガニが侵入してきていることなど、彼らの生息環境は脅かされてきています。