クマ糞

今年の春先のものと思われるクマ糞です。時間が経つと黒っぽくなってきますが、新鮮なときは食べた草の緑色をしています。未消化のままの木の実がたくさん入っていることもあります。くさい匂いはしません。この糞には笹の切れ端が混ざっていました。
 冬眠から覚める頃は、食糧となる緑の植物がまだ豊富ではありません。繊維の硬い笹も食べています。
 ちなみに層雲峡周辺ではチシマザサとクマイザサがありますが、前者はネマガリタケともいいタケノコの採れる笹。

一面の・・・

先ほど、イトンムカまでミズバショウ観察会に行ってきました。一面のミズバショウです。木々の隙間をうめつくすミズバショウの数は圧巻!ミズバショウの本当の花はどこ?ルーペで覗けば虫の目線。においもかいでみました。今日は野鳥もたくさん。(特にエゾライチョウの大サービス)多すぎて、こんがらがっちゃうよ~とベテラン参加者。次回の参加お待ちしています。

5月12日黒岳

ポン黒岳からみたお鉢平方面の様子です。黒岳はまだまだ全面雪に覆われています。(もちろん。) 
 この時季、特に9合目マネキ岩付近の急斜面は、雪がカリカリになって、毎年いや~な緊張感があります。ルートを選ばないと滑落の危険もあるので、アイゼン、ピッケル等備えて下さい。
 気温が上がらないので、山も雪解けがなかなか進んでこないようですが、積雪量としては、そんなに多いというわけでは・・・。これからの天候次第でしょうか。
 山頂から眺める山々は、一枚雪にペローンと覆われ、なんともシンプル!

続いて5月12日黒岳石室のようす

石室は現在これくらい埋まっています。かろうじて赤い屋根の先っぽが見えます。6月下旬に管理人が上がるまでは無人です。利用する場合は後ろ手の冬期出入口を掘り出して下さい。

ミズバショウ観察会

雪続きの層雲峡ですが今日はやっと、ちょっと回復。桜はいつ咲くのでしょう?
 さて、石北峠を越えて留辺蘂町に入ったところに、約6ヘクタールのミズバショウ大群生地があるのを知っていますか?密生度なら道内随一でしょう。今度の日曜日(15日)ここで観察会を行います。ミズバショウはどうやって受粉するのか?彼らの意外な戦略を探ります。周囲は湿地なので長靴着用必須!朝8時30分センター集合、前日までにお申し込み下さい。バス代が1500円かかります。参加お待ちしています