石垣山スノーシュー講座

本日、ビジターセンター講座「大雪山麓を歩く~石垣山」が行われました。数日前には、暴風雪という天気予報が出ていましたが本日の天気は時々日も差す日和でした。愛別町にあるこの山は、層雲峡峡谷でお馴染みの柱状節理が見られる場所です。しかし、その歴史は古く数十万年前の東山の噴火がもたらしたものです。歓声とともに見上げる岩壁は風化が進み、樹木が根を張り、途方もない歳月を思わずにはいられません。

写真:石垣山 柱状節理前で 2/13

エゾリス

森の中を散策していると、エゾリスに出会いました。頭上から雪が落ちてきたところ、そっと上を見上げると樹上にポツンと座っていました。エゾリスは樹上で活動することが多いですが、まれに地上を疾走している時もあります。冬眠はせず、秋に隠しておいたクルミなどや木の実・冬芽を食べています。エゾシマリスよりも大きく、体重は大きいもので300gもあります。(エゾシマリスは約100g程度です)冬は朝の内だけ活動して、あとは巣で眠っていることが多いようです。

写真:エゾリス 上川町 2/11

霜結晶

昨日はセンター前の温度計で、早朝-20℃と厳しい冷え込みでした。そんな朝は、窓や自動車のフロントガラスなどに霜の結晶ができます。形もさまざまで、針状のものや羽毛状、樹枝状、六角状などなど・・・。ガラス細工で造ったかのような、幻想的な模様が浮かび上がります。

写真:窓にできた霜結晶 上川町 2/11

夕日~ニセイカウシュッペ

2月6日から7日にかけて、大雪一帯に多くの降雪がありました。風も相当強く、吹き溜まり部所も見られましたが、山全体は新雪でさらに真っ白になりました。週末はあまり良いお天気ではないようです。登山を計画されている方は、雪崩に十分注意して下さい。

写真:夕日でピンク色に染まりかけるニセイカウシュッペ 上川町 2/9

光る雪

以前ご紹介した氷の華「フロストフラワー」、水しぶきの造形「飛沫氷柱」の他にも、寒い北海道の氷・雪の造形美はまだまだたくさんあります。写真は新雪の写真ですが、太陽の光が当たると、まるで「宝石」のようにキラキラと輝きます。この光の具合も何とも幻想的です。

写真:雪の結晶に太陽光が当たりキラキラする雪 上川町 2/9