オツネントンボ

自宅の物置に何やら「トンボ」らしき死骸が・・・。とりあえず、写真に収めようと室内へ移動・・・。着替えを終えてトンボに目をやると「あれっいない・・・」。何と家の中を飛び回っていました。よくよく見てみると「オツネントンボ」でした。「アオイトトンボ科」に属する「イトトンボ」の仲間です。体長は30㎜~40㎜、写真の通り体色は褐色系です。漢字で書くと「越年」。その名の通り、夏以降に羽化し未熟成虫のまま越年(越冬)します。室内に入れたことにより、春が来たと勘違いし目を覚ましたようです。すぐにまた元の場所に帰してあげました。

写真:オツネントンボ 上川町 2/23

ヤマガラ

留鳥で他の「カラ」類と比べると数は少ないです。見かけると、とても特をした気分になります。他の「カラ」類は、白や黒を基調にしていますが「ヤマガラ」はご覧の通り全体的に赤褐色で、ほほがややクリーム色になっています。大きさは「シジュウカラ」とほぼ同じ、鳴き声は「ツツピーツツピー」。いつも2羽連れで森の中を行動しているようで、この日も2羽連れでした。動きがとても機敏で、写真に収めることが中々大変な小鳥です。性格も荒いのかは分かりませんが、他の「カラ」類が来ても追っ払ってしまうほど「きかない」小鳥です。

写真:ヤマガラ 上川町 2/23

ヒガラ

留鳥で「カラ」の仲間では一番小さいです。カラの仲間も中々見分けが難しいですが、この「ヒガラ」は「シジュウカラ」と似ていますが、頭の黒い部分が後頭部で切れて白くなっていることと、冠羽を立てることで識別できます。鳴き声がおもしろく「チーピチュウチーピチュウ」「チーツピンチーツピン」などと繰り返しますが、どうしても「シーチキン」に聞こえてしまいます。人に対する警戒心がないのか、手が届くところまで寄ってきます。まったく驚かされる小鳥です。

写真:ヒガラ 上川町 2/23

きれいな着氷現象

今朝のセンター前の温度計は-16℃・・・。ここ数日、日中の気温がプラスに上がっていますので、この寒暖の差は体には中々キツイものがあります。気温が低いことと、快晴ということも重なり、雪や氷の自然現象を探しに川沿いの低地の山に入ってみました。朝日が上がって間もなく、目の前にキラキラと光る雪氷のようなお花をみつけました。冷却された細かい水滴が木の枝などに付着し、すぐに凍ってできた何とも「もろい」白色の氷・・・。「霧氷」です。手を触れてみると、あっという間に崩れ落ちました。とても寒い朝でしたが、長い時間見とれてしまいました。

写真:霧氷 上川町 2/23

雪の風紋

本日も快晴の層雲峡。センターから眺める峡谷も一段と勇壮に見えます。明日から当面は雪の予報・・・。さてどのくらい降り積もるのでしょうか?写真は、新雪が強風にあおられて形作られる雪の風紋です。風の強い場所では、よくこのような芸術的な光景が見られます。

写真:黒岳七合目付近 2/22