北鎮岳肩の雪渓

 北鎮分岐の東斜面に例年八月まで残る雪渓ですが、昨日(7月9日)現在、ほぼ全面にわたって残っています。写真中央やや右寄りの雪面が赤くなっているところがルートです。ベンガラという赤い顔料がまかれ、ここがルートであることを示しています。

 写真に写っている雪渓の下部三分の一くらいに若干傾斜があり、下りに利用する場合はやや緊張を強いられるかもしれません。ステップが切ってあり、階段状になっているので、それほど危険というわけではありませんが、雪上歩行に不慣れな方は、簡易アイゼンなどの滑り止めがあった方がいいかもしれません。

 

写真 北鎮岳肩の雪渓 7月9日