ふきのとう

雪解けが始まった場所から、ふきのとうが顔を出しました。まだ緑というよりは薄い黄色です。徐々に春は近づいてきていますが、本日は早朝から吹雪・・・。これを繰り返しながら本格的な春がやってきます。待ち遠しい感じもありますが、まだまだスノーシューで普段行けない場所にも行ってみたいのですが・・・。今年の冬は降雪の影響で、前半のスノーシュー散策が思うように歩けなかったため、少し消化不良をしています。

写真:ふきのとう 上川町 3/7

七賢峰の滝スノーシュー講座

本日、ビジターセンター主催の「大雪山麓を歩く」「七賢峰の滝」観察講座が行われました。石狩川の左岸にある滝まで3kmあまり進みながら、途中、ヤチダモやカツラなどの樹木・オオワシ・キタキツネなどの鳥類や動物達を観察しました。国道39号線からは想像できないほどの巨木が多くあり、極めつけのミズナラに皆さん驚きの声を上げていました。急登を登りつめると、真っ青に凍った滝の下に到着です。今年は暖かいため、周りには水が流れ落ちている所もありました。

写真:七賢峰の滝の下で 層雲峡 3/6

キレンジャクのその後

11月からご紹介をしている「キレンジャク」、まだまだ離れずに飛び回っています。その数はかなり減ってきましたが、少なくなったナナカマドやアカミヤドリギを啄ばんでいます。センターにも問い合わせがありましたが、今年は野鳥の群れが多い年?ではないでしょうか・・・。キレンジャクを筆頭に、シメ、ウソ、ツグミ、ヒヨドリ他・・・オオワシやオジロワシが毎日のように見られることも特徴かもしれません。 

写真:人馴れしたキレンジャク 上川町 3/5

春はまだまだ先です

ここ数日、日中の気温が上がったため「ネコヤナギ」もとうとう芽吹きました。ですが・・・早朝の雪でヤナギ全体に雪が被ってしまいました。平地では春の足跡は着実に近づいてはいるものの、ここ大雪ではまだまだ先のことです。例年通りとなると、黒岳の積雪が増える時期は、これから3月~4月にかけてになります。過去約20年間をさかのぼっての記録も、黒岳七合目で最高積雪量に達したのは、20年間の内何と半分近くも4月という記録なのです。(残りは3月です)*只今の積雪量黒岳七合目330cm 旭岳290cm 層雲峡最深積雪93cm(昨年同時期 黒岳290cm 層雲峡96cm)*黒岳・旭岳・気象庁HPより山はまだまだ真冬です・・・。

写真:雪を被ったネコヤナギ 上川町 3/5

ねぐら?

鳥のねぐら?らしき穴が・・・。中には「シナノキ」のものと思われる実が数個・・・。果たして鳥の正体は・・・。この穴はまた使ってくれるのでしょうか??? 

写真:シナノキの実が入った鳥のねぐら?  上川町 3/3