あっち行け! 2011年4月27日 12時15分天候: 小雨 気温: 13℃ 雄2匹が雌を争って、激しい争奪戦を繰り広げていました。とにかくどちらも譲らず、根気勝負です。このカモは「シノリガモ」という名で、冬鳥として渡来します。夏の観察記録もあり、留鳥の見方もあります。マガモよりやや小さく、鳴き声は「フィー」。潜水して甲殻類の水生生物を食べるほか、渓流の水生昆虫なども捕食します。さて、雌をめぐる攻防はどちらに軍配が上がるでしょうか。しかし、雌はほぼ無関心のしぐさ・・・。何とも気になりました。 写真:シノリガモ 層雲峡 4/27
アリスイ 2011年4月27日 11時50分天候: くもり 気温: 13℃ 夏鳥で、スズメよりもやや大きいです。この鳥は、そのようには見えませんが「キツツキ科」です。主にアリを主食としており、長い舌を伸ばして地上や樹上で舐め取っています。鳴き声は「クィクィクィクィ」と尻上がりの高い声で鳴きます。他のキツツキ類は木の幹に対し縦に止まりますが、アリスイは横に張り付くように止まります。 写真:アリスイ 上川町 4/27
誰が・・・ 2011年4月26日 16時20分天候: くもり 気温: 9℃ 誰がこの穴を開けたのでしょう・・・。近くに「アカゲラ」が数羽いましたので、おそらく・・・。何もここまでしなくても、と思ってしまいますが、鳥達も色々な事情がありそうです・・・。アカゲラは本来の樹木をせっせっとドラミング・・・使用しているのは「ムクドリ」でした。 写真:アカゲラが開けた建物の穴 上川町 4/26
ベニマシコ 2011年4月26日 15時15分天候: くもり 気温: 9℃ 夏鳥で、スズメより一周り大きいです。何といっても全身が鮮やかな紅色で特に目を引きます。鳴き声は「チュルリチー」ととても澄んだ声で鳴きます。激しく警戒する鳥ではありませんが、声が近づくかに見えてもそのまま遠ざかってしまい、なかなか近寄れない鳥です。 写真:ベニマシコ雄 層雲峡 4/26
たくさん産みました 2011年4月26日 14時20分天候: くもり 気温: 9℃ この光景も春の風物詩の一つです。とは言っても、なかなかグロテスクな光景です・・・。産卵期は雪解け後のため、場所によって若干の違いはありますが4月から5月といったところでしょう。一匹で全て産むわけではなく、数匹で産んで上に重ねていきます。産み付けられた卵は、孵化するとご存知の「オタマジャクシ」になりますが、成長したオタマジャクシは7月頃になると変態を始め、足・手がでてしっぽがなくなります。最近はカエルもなかなか目にしなくなったかもしれません。生息地の減少や希少種の捕獲など要因はたくさんあることでしょう。カエル達の「大合唱」がいつまでも聞かれるように、水辺の環境を大切にしなければなりません。 写真:エゾアカガエルの卵 層雲峡 4/26