季節外れの・・・

昨日午後からにかけて、層雲峡近辺では雪となりました。季節外れと言いたいところですが、ここ大雪山麓ではめずらしいことではありません。まだまだ油断が出来ないです。一時は視界がきかないほどの吹雪状態。周りの木々や道路も真っ白となりました。この雪の影響で、峠は只今の状態で夏タイヤでの走行は不可となっています。明日から気温が上がってくる予報となっていますので、近辺の雪は融けだすと思われます。一瞬の時間で吹雪きとなったため、写真の「キジバト」もあっという間に真っ白になりました。

写真:吹雪の中エサを探すキジバト 上川町 5/3

雪が降りました

早朝から雪が降りました。国道39号線は現在シャーベット状態ですが、気温も上がってきていますので、これからはとけてくると思われます。但し、北見峠・浮島峠・三国峠・石北峠は現段階では夏タイヤ走行は注意が必要です。GWも始まりましたが、お車でお越しの際は十分に情報を確認して下さい。峡谷も所々雪に覆われました。折角キレイに咲いた福寿草も、雪の影響で閉じてしまっています。

写真:雪が被った福寿草 層雲峡 4/29

ドキッ

林の中を散策中、樹上から「ガサガサ」と・・・。エゾリスがお食事に下りてきました。周辺の地面には、真っ二つに割られた食事後のクルミが至る所に散乱しています。その中から、まだ割れていないクルミを物色中「やっと見つけたっ」と手に取り、口に持っていこうとしたその時、上空からカラスとトビが勢いよくエゾリスめがけて急降下。エゾリスは持っていたクルミをポトリと落とし、しばし警戒。心臓の音が「バクバク」と聞こえてきそうです。カラスとトビは近くの木に止まり、エゾリスを観察中。しばらく時間が過ぎたあと、またクルミをくわえて一目散に笹薮に逃げ込んでいきました。クルミを落とした時の顔は、何とも滑稽でしたが、やはり「クルミは持って行くんだあ~」と感心もしました。

写真:エゾリス 上川町 4/27

ホオジロ雌でした

先日、写真のような野鳥を撮影しましたが、ホオジロ科ということは判断がつきましたが、果たして正体は・・・。専門家の方にも意見を頂戴し、結論はホオジロの雌であることがわかりました。専門の方もセンター職員も、このような白い個体を見るのは初めてです。野鳥の多い上川町や層雲峡、春先は旅鳥も含めて迷鳥やめずらしい鳥が通過します。

写真:ホオジロ雌 上川町 4/24

これも春の風物詩です

春がだんだん近づいてきています。本日はとても暖かくセンター前の気温は+13℃です。そんな中、スズメ達の何とも「微笑ましい」光景を目にしました。山はまだまだ雪の中ですが、大雪山麓では植物や動物、鳥たちの夏に向けての準備が始まりました。

写真:スズメ 上川町 4/27