ヤマゲラ

ハトよりもやや小さめの大型のキツツキです。全体的に緑色で雄の頭部には赤い部分があります。鳴き声がとても高く澄んでいて「ピョ-ッピョッピョッピョッピョッ」とか「キョ-ッ」とか、鳴き声だけで鳥の種類がわかる程特徴のある鳴き声です。本州でも確認例はあるそうですが、以前は北海道だけに生息する留鳥と言われていました。 

写真:ヤマゲラ 上川町 3/30

ビジター講座 層雲峡・高山

本日、ビジターセンター講座「大雪山麓を歩く・高山」が行われました。高山のニセイノシキオマップ川を遡ること1.5kmにある「ニセイノシキオマップ滝」が最終地点です。林道沿いの、カツラ・ドロノキなどの河畔林やキタキツネ・エゾクロテンなどの足跡観察をしながら進みます。途中、ニセイカウシュッペ山の稜線や「小槍」も望めました。200m程の急騰を登りきったところに、青く凍った滝を仰ぎ見ることができます。 

写真:「ニセイノシキオマップ滝」を目指す一行 3/27

ふられました・・・

森の中を散策中、2匹のエゾリスに出会いました。物凄い勢いで追いかけっこをしています。(恋の季節なのでしょう・・・)人目も気にせずに、とにかく走る~走る~。この状態が5分程度続いたところで、一匹のエゾリスが樹から樹へとサーカスでもするかのように飛びながら逃げて行ってしまいました。残ったもう一匹のエゾリスは・・・。息を整え?ながら、気のせいでしょうか、何とも悲しげな表情に見えてしまいました。「ふられたぁ」とでも思っているのでしょうか?このエゾリスは、しばらくこの場からは離れませんでした。

写真:ふられたエゾリス・・・ 上川町 3/26

マヒワ

多くは冬鳥ですが、北海道と本州の一部で少数が繁殖しているようです。スズメよりやや小さく、雄は額から後頭部と喉が黒く全体的に黄色です。繁殖期以外は群れで行動し、鳴き声は「チュイーン ジュイーン」。この日も10羽程度の群れで、草の中に隠れている木の実などを採食していました。

写真:マヒワ 上川町 3/25

黒岳ロープウェイ乗車中2

見渡す限りの雪被り・・・。右手は、黒岳・桂月岳・凌雲岳です。

写真:黒岳ロープウェイ乗車中 3/24