ピンク色の層雲峡峡谷

峡谷の「エゾムラサキツツジ」が見頃を迎えています。国道39号線沿いの峡谷は、「カツラ」の赤や「ツツジ」のピンク色に包まれています。この後は、「サクラ」や「キタコブシ」などの白系のお花も目立ってきます。そして、さらに深みのある新緑の峡谷へと移り変わります。春ならではのすがすがしい光景です。  

写真:エゾムラサキツツジと層雲峡峡谷 5/24

上川公園の桜

ここ層雲峡から旭川寄りに、約20km離れたところに「上川公園」があります。ここは「桜」の名所でもあり、只今見頃を迎えています。大雪山連峰も一望でき、桜との光景は中々見ごたえがあります。周辺には、「エゾムラサキツツジ」「キタコブシ」「エンレイソウ」「オオウバユリ」「エゾエンゴサク」「ヒメイチゲ」などなどのお花、「エゾリス」や数多くの野鳥が生息するところでもあります。適度な散策コースでもあり、オススメのスポットです。  

写真:大雪山連峰(愛別岳)とさくら 5/24

オタマジャクシになりました

川面に魚・・・?目がおかしいのか?と思って凝らしてみると、何とおびただしい数の「オタマジャクシ」・・・。よくみると「エゾアカガエル」と「エゾサンショウウオ」の両方がいました。無事に卵から孵ったようです。   

写真:オタマジャクシ 上川町 5/23

ツツドリ

鳴き声は「ポポッ ポポッ」と単調に繰り返します。声は遠くまでよく通りますが、姿は中々見せてくれませんので見るのは容易ではありません。警戒心も強く、ピントも中々合わせてくれません・・・。夏鳥で、平地から山地の森林に生息しています。ハトくらいの大きさで、数は少なめです。先日紹介した「センダイムシクイ」に托卵します。*托卵他の小鳥が巣を空けているすきに、その卵を1個取り出し、かわりに自分の卵を1個産むことです。普通は托卵した鳥の卵が先に孵り、生まれたばかりのヒナは、目も開かないうちから他の卵を巣の外に放り出します。ヒナは巣を独占しますが、本来の宿主はその行動を止めず、しかも捨てられた卵を戻すこともしません。宿主は、ヒナが自分より大きくなっても育て続けるそうです・・・   

写真:ツツドリ 上川町 5/23

コブシがようやく・・・

層雲峡にもようやく「キタコブシ」が咲きました。20㎞離れた上川町では5月6日に開花しましたので、それから16日間もかかりました。まだ満開には程遠く、数個の花びらがある程度です。5月の天候不順が色々なところに影響しています。

写真:キタコブシ 層雲峡 5/22