ツバメ

昨年後半から色々な野鳥を紹介してきましたが、わずかでも、このHPをご覧下さっている皆様に、自然観察への興味を持っていただきたいと思い、冬期間は動物をはじめとして野鳥の紹介を多めにアップしてまいりました。ここにきて登山シーズンが間近に迫ってきていますので、そろそろ山情報やお花、雪の状況に移っていきたいと思いますが、ここ大雪山麓では、まだまだこれからやってくる野鳥達もおりますので、回数は少なくなりますがもう少しお付き合いください。さて今回は「ツバメ」です。写真のツバメは「イワツバメ」です。普段、なにげに空を見上げると「ツバメが飛んでいる」程度の存在かと思われますが、写真は地上に降りているツバメです。何をしているのでしょか・・・?実は、巣をつくるために枯れ葉のようなものを「せっせっと」口にくわえて運んでいる時に地上に降りたところです。中々見ない光景です。といいますか、ツバメ自体の姿をご覧になることもあまりないと思います。「アマツバメ」のように、雨の降る前になると低空に下りてくるツバメなど、その種類にも色々あります。機会がありましたら、また別の「ツバメ」もご紹介致します。

写真:イワツバメ 上川町 5/17

ビジター・バードウォッチング講座

本日、平成23年度のビジター講座初回「春のバードウォッチング」が江差牛山で行われました。講座の内容を少し・・・。「センダイムシクイ」と「エゾムシクイ」。この二匹の鳥、姿は似ていますがさえずりの声が全く違うことを、同時に鳴いてくれたことにより目の当たりにしました。前者は「チョチョビー」~(焼酎一杯ぐい-などと聞きなされています)後者は「ヒーツーキー」とよく響き高く澄んだ声。気温が低く寒い日でしたが、とても参考になったことと、合計23種類の野鳥が確認されました。尚、平成23年度ビジター講座案内をホームページ上にアップしました。たくさんのご参加をお待ち申し上げております。

写真:野鳥の観察をする参加者 5/15

晴れてきました!

晴れてきました!!!峡谷に被った雪とマッチして、幻想的な風景です。まさか、5月の半ばにこの景色が見れるとは・・・。今週からは、いよいよ気温が連続して二桁の予報です。桜やコブシ・・・満開を期待しましょう!!!

写真:層雲峡峡谷 映月峰 5/15

またまた雪です・・・

 5月に入り不安定な天候が続いています。本日も早朝から雪です。但し、峡谷上部までの降雪で、写真の通り道路上には雪はありません。GWには降雪がある記憶はありますが、5月も半ばを過ぎてからの降雪はなかなかないことですが・・・。

写真:峡谷上部に雪 層雲峡 5/15

トカゲ

日本で最も普通に見られるトカゲです。写真は成体ですが、幼体は尾が金属光沢のある美しい青です。山地から平地の草地や石垣などに生息しており、最近は人家付近でもよく目にします。危険な目に遭うと尾を「自切」しますが、切れた尾は再生します。昆虫類やミミズ、くもを食べます。産卵期は5月頃で、一度に10個程度の卵を産み、雌は卵が孵化するまで守ります。

写真:ニホントカゲ 層雲峡 5/13