黒岳九合目

黒岳九合目付近です。左下に、ポツンと見えているのが九合目の標柱です。昨年の同時期では、ここの標柱は全て顔を出していましたので、今年の残雪量の多さがわかります。また、この辺りから急斜面となり、大変に滑りやすくなっています。気温によってはアイゼン等、携行が必要かもしれません。少なくとも、ストック程度のものがなければ、特に下山時は滑落の危険もあります。本日は、天気もよく雪面は比較的やわらかく、ストックや長靴程度で何とか登頂できましたが・・・。尚、頂上直下は雪解けが他の部所よりも進んでおり、逆に踏み抜きの危険大です。登頂を予定されている方は、装備を万全に安全な山行を御願いします。ビジターホームページに2010年6月6日の山情報を掲載してあります。是非、ご参考にされて下さい。

写真:黒岳九合目付近 6/7

黒岳七合目~八合目

本日、黒岳へ行ってまいりました。写真の通り、登り始めの七合目から頂上直下まで全て雪の中です。標柱もまだ完全に雪に埋もれています。積雪は七合目で約160cm、登山道が見えるまではまだ時間がかかりそうです。

写真:黒岳八合目付近 6/7

ゴジュウカラの仕業

林の中を散策中、古い巣穴に新たに突付かれたあとを見つけました。「アカゲラ」や「ヤマゲラ」が付近にいましたので、再利用するのかな?と思っていましたが・・・。しばらく経って、同じ場所に行ってみると写真の姿になっていました。周りを土で囲い、入り口を狭くしてありました。この犯人はお馴染みの「ゴジュウカラ」と思われます。他の鳥が巣穴をリフォーム最中に、横取りをしたものです。とにかくこの「ゴジュウカラ」はしつこいのです。あまりのしつこさに、巣を明け渡したのでしょう。入り口が大きいために写真のようにしたものですが、敵に侵入されたくないのです。それにしてもずうずうしい鳥です。

写真:中では抱卵が始まって・・・ 層雲峡 6/6

何と言う山でしょうか?

「ビジター講座・白水川メロンの滝」が行われましたが、この滝から色々な山容が望めます。進むにつれて、上川岳や桂月岳、そして滝に到着し後ろを振り返ると、ニセイカウシュッペ・・・。もうお分かりでしょうか?正解は「黒岳」です。見る角度によっては、黒岳も様々な容姿が望めます。途中、落石や倒木がありますので「行ってみようかな」という方は注意が必要です。

写真:黒岳 層雲峡 6/5

ビジター観察講座 メロンの滝

本日、ビジターセンター観察講座が行われました。場所は、層雲峡観音岩覆道付近から白水橋を渡り、河川に沿いながら林道を距離にして約3.5K(片道)進んだ所の「メロンの滝」です。写真の通り、透き通るような滝を堪能できました。絶妙な条件が揃っていなければ、こうはなりません!この滝は、層雲峡の秘瀑と呼ばれ、標高900m地点にある落差10m程の「分岐瀑」です。(滝に流れ込む支流は、標高1200m周辺の凌雲北尾根が源流とされる)赤茶けた岩壁をメロンの果肉にみたて、斜面を大きく湾曲しながら弧を描くように流れ落ちる姿から名付けられました。サラサラと流れる水音は、清涼感いっぱいでした。*分岐瀑~傾斜した岩盤を幾筋にも分かれて流れる滝

写真:メロンの滝 層雲峡 6/5