浮島湿原

浮島湿原の様子を見に行ってきました。写真ではわかりづらいですが、沼の周りには「チングルマ」や花冠がスズランに似て壷型のとてもかわいらしい「ヒメシャクナゲ」、「ミツバオウレン」などが辺り一面に咲いていました。このコースは、駐車場から湿原入り口まで、チップの敷かれた歩きやすい林道を30分程度進んだあと、一気に視界が開け湿原へと入っていきます。湿原内はゆっくり歩いて、一周約1時間のコース。木道が整備されており、ハイキング気分で散策ができる気軽な湿原です。これからは、エゾカンゾウやエゾイソツツジ、タチギボウシ、トキソウ、ヒツジグサなどなどが咲いてきます。特に、タチギボウシの群落は見事な光景です。四季折々に色々な植物が開花し、おすすめのコースです。

写真:浮島湿原 6/25

癒されますゥ

黒岳七合目にシマリスが出てきました。登山のあとに目にすると、疲れも忘れ癒されます。昨年と違い、6月中旬から下旬にかけては気温の低い日が多く、本日も黒岳五合目では早朝9℃でした。写真のシマリスも、冬眠から目覚めはしたものの、やはりまだ寒いでしょう・・・。その数もまだ数匹程度です・・・。何か体が震えているようにも見えました。

写真:シマリス 黒岳七合目 6/23

ようやくお花が・・・

ようやく頂上付近からポン黒岳にもお花がちらほらと・・・。まだまだ蕾の所が多いですが、場所によっては綺麗に咲いてきた花もあります。まだ、まばらな状態ですが「イワウメ」「ミヤマキンバイ」「ウラシマツツジ」などが間もなく一斉に咲く日も近そうです。

写真:ミネズオウ(後方は白雲岳) ポン黒 6/23

黒岳石室

前回登頂時(6月16日)と比較すると、驚くほどに雪解けが進みました。勿論、管理人の方が除雪をしていただいた効果もあると思われますが。尚、石室から先の雲の平には所々多くの雪渓が残っています。視界不良時は地図等の装備も必要になります。また、北鎮岳分岐付近にも「紅ガラ」をまいていただいて、ルートの確保をしてあります。が、ここはいつも難所の雪渓です。本日は、悪天(雷などなど)のためここまでは行けませんでしたが、このような気象条件では間違いなく雪面は氷ついていると推測されます。装備を万全に安全山行で御願いします。

写真:黒岳石室 6/23

黒岳九合目上部

黒岳九合目標柱を過ぎた辺りに、雪切りをしてルートを確保していただいています。但し、急斜面に加え若干雪が腐り気味です。慎重な歩行が望まれます。また、最低限ストック等の補助装備が必携です。この斜面を過ぎると、登山道が露出していますので頂上まではあと一歩です。

写真:黒岳九合目付近 6/23