暑い下界とは打って変わって、大雪山の稜線では季節が順調に進んでいます。
緑岳の登山コースでは、第一花畑・第二花畑・南沢斜面(通称「タスキの紅葉」斜面)で、ウラジロナナカマドの葉色が全体的に変わってきました。「色づき始め」と言えるほどではありませんが、明らかに紅葉へ向けて一歩進んだ印象です。
平野部の予報では急激な冷え込みはなさそうに見えますが、ヒサゴ沼の野営指定地ではテントに霜が降りたという登山者からの情報もあり、下界とはかなり様子が違うようです。台風の接近や上陸などで暖気が入り込むと足踏み状態になりますが、紅葉は、今後の動向に目が離せない状況になってきました。
写真: 南沢上部(「タスキの紅葉」)斜面 緑岳稜線 8月22日