北海沢

北海沢沿いでワタスゲがとてもきれいに咲いています。まさに今が見頃! 登山道から離れたところにあるので近くで見られないのが残念ですが、遠くからでもはっきりわかるほど真っ白で光り輝いています。

赤石川沿いの風景も秋らしくなってきました。北海岳方面に行かれる方はぜひ、ご覧ください。

写真:北海沢周辺、赤石川周辺 8/16

夏季観察会終了のお知らせ

8月3日から実施してきた層雲峡ビジターセンター夏季観察会「清流ニセイチャロマップ川で水中散策」ですが、8月12日をもって今季の催行を終了いたしました。

最終日の昨日も澄み渡る青空の下、気持ちよく大函とニセイチャロマップ川の水中散策を楽しむことができました。

センターに戻られた参加者の方々はみんな笑顔。「とっても楽しかった!」と、うれしそうに話してくださいました。

期間中、多くの皆さまにご参加いただき、御礼申し上げます。

次は秋の紅葉散策です! こちらもおすすめのプログラムですので、ぜひご参加ください。(10/5・6・12・13・14日実施予定。当日申し込みOKです。)

※詳しくはセンターHPのイベント情報「秋季観察会」をご覧ください。

写真:ニセイチャロマップ川 8/12

 

ニセイカウシュッペ山

昨年度は行くことができなかったニセイカウシュッペ山。今年、8月10日に登山口に至る町道の通行止が解除されたのに伴い、ニセイカウシュッペ山までのルートが通行可能となりました。入林届を見ると、開通初日から登りに来た方がたくさん。山の日の今日も、駐車場がいっぱいになるほどたくさんの方がいらっしゃっていました。

国道273号線から登山口までの道は、工事を行った町道の部分は幅も広くなり、整地されているため、問題なく通行することができます。ただ、ゲートから奥の林道と作業道の道は水が流れてできた溝による段差が多数あったり、路肩が崩れて道幅が狭くなっている箇所もありました。通行の際は、スピードを落とし、十分注意してお通りください。

登山道は一昨年の状態とあまり変わっていませんでしたが、樹林帯を過ぎた後、ササやハイマツの中を分け入っていく箇所があります。今日は、登山道上でクマの糞を複数見ました。親子グマと思われるヒグマ2頭の目撃情報も聞きましたので、行かれる際はクマ対策もお忘れなく。

※現在、林道のゲートは鍵がかかっていませんが、開けて通った後に必ず閉めてください。

写真:ニセイカウシュッペ山と茅刈別第三支川 8/11

山頂手前から見た大槍越しの表大雪 8/11

山頂まであと2㎞付近の登山道 8/11

 

夏季観察会2

本日(8/10)、夏季観察会「水中散策」の2回目が行われました。

今日の層雲峡は突き抜ける青空と白い雲!そこに爽やかな風が吹き抜け、最高の日和となりました。

参加されたみなさんは大函の展望台付近やニセイチャロマップ川で水中散策を満喫。

今日は道中、「ミヤマウラボシ」という、おもしろい葉の形のシダ植物を発見したそうです。和名の「深山裏星」は深山に生える裏星という意味で、「裏星」は葉の裏の胞子のうの形を星に見立てたものだとか。この植物は北海道から本州、四国まで分布していますが、どの生息地においても生息・生育密度が低く、希少であるうえに、生息・生育地が極限されているそう。なかなかお目にかかれない「ミヤマウラボシ」もおすすめポイントです!

他には、柱状節理はもちろんのこと、エゾノキリンソウやエゾトリカブト、ハンゴンソウなどの花々も楽しむことができます。

今年度の夏季観察会はあと2回。明日、明後日(8/11、8/12)に実施予定です。

どちらもまだ人数に余裕がありますので、興味のある方はぜひご参加ください。

※詳細の問い合わせ・申し込みは、電話で当センター(℡:01658-9-4400)までお願いいたします。(参加申し込みは、前日までとなっています。)

写真:ニセイチャロマップ川、ミヤマウラボシ

 

 

 

雲ノ平

雲ノ平周辺ではチングルマの綿毛の群生とエゾノミヤマアザミが見頃です。太陽の光を浴びると輝きを増してとてもきれいなので、晴れている日はぜひ、雲ノ平まで足を延ばしてみてください。凌雲岳側や沢沿いではバイケイソウの群生も見事です。

写真:雲ノ平