グリーンシーズンが始まります

六月に入りました。石狩川上流部の上川盆地でも田んぼに稲が入り、初夏の田園風景が広がっています。

標高の高い稜線部ではときに雪が降ることもあり、まだまだ夏山とは言えませんが、大雪山の山麓部から中腹にかけてはオオカメノキやムラサキヤシオツツジなどが咲き、グリーンシーズンの始まりを感じさせてくれます。

さて、当ビジターセンターでも、夏から秋にかけての無雪期のプログラムを用意して、皆さまのお越しをお待ちしております。詳しくはイベント情報をご覧ください。

 

2025_野鳥観察会を開催しました

5月6日に野鳥観察会を実施し、多くの方にご参加いただきました。
上川公園での観察会は天候にも恵まれ、磯清志先生のお話を聞きながら、鳥の生態や行動について学びつつ散策しました。
声だけで確認できた鳥も含めると、17種類の野鳥を確認できました。
春になり、渡り鳥が訪れて、上川町は自然がますます賑やかになってきました。

 

春季観察会が開催されました

 5月3日・4日・5日の三日間に渡ってビジターセンター春季観察会「ダム湖に沈んだ三つのイシカリ川を訪ねる」が行われました。いまは大雪湖の水底に沈んでいる三つのイシカリ川の謎を探るプログラムでした。三日間とも生憎の小雨交じりの天候になってしまいましたが、ふだんは立ち入ることの出来ない場所からの新鮮な景色を見れたこともあり、知的好奇心旺盛な参加者の皆さんには喜んでいただけたようです。

 さて、5月10日には日本遺産プログラム「ニセイとイシカリ地名を追う」が催行されます。かつてニセイと呼ばれていた層雲峡を代表する地名スポットと、大雪湖周辺のイシカリ地名を訪ねるプログラムです。こちらの方は参加費¥1500の有料プログラムですが、今回よりもさらに濃い内容となっております。アイヌ文化や地名や地形に興味のある方の参加をお待ちしております。

 ビジターセンターまで直接電話でお申し込みください(01658-9-4400)。

 

写真 大雪湖 5月5日

春季観察会始まります

 五月に入りました。三日からの連休後半(三日・四日・五日)に層雲峡ビジターセンターでは春季観察会を開催します。タイトルは「ダム湖に沈んだ三つのイシカリ川を訪ねる」。

現在の大雪ダムが建設される以前、ダムのすぐ上流で、“イシカリ”と名の付く三本の支流が合流していましたが、ダムの建設による湛水で水底に沈んでしまいました。

 大雪山の父・小泉秀雄は、かつてこの場所を「奥山盆地」と呼び、北アルプスの上高地にも匹敵する景勝地として絶賛しました。また三万年以上前の大雪山中央火口(お鉢平)の大噴火による火砕流が石狩川をせき止めてつくった「古大雪湖」があった場所でもあります。

 今回の観察会では、ダム湖に沈む前の「奥山盆地」をイメージしてもらうのが目的なのですが、幸いにもダム湖の水位が下の写真のように低く、水底の観察にはもってこいの条件になっています。この機会にかつての奥山盆地に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

写真 大雪湖 2025年5月1日

水芭蕉が咲き始めました

層雲峡周辺の湿地では、春の訪れを告げるミズバショウが咲き始めました。

白い花びらのように見える部分は、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる葉で、その中央にある円柱状の部分が本来の花です。

冬眠から覚めたヒグマは、体内の老廃物を排出するため、ミズバショウを食べることがあると言われています。これは冬ごもり前に腸と肛門の間にためた『止め糞』を排出するためにも摂取すると考えられています。
これから層雲峡では春の花が次々と咲き始め、豊かな自然の息吹が広がっていきます。開花の様子を随時お伝えできればと思います。

 

層雲峡清川周辺で撮影