北鎮岳分岐下の登山道上の雪渓は完全に消失しました。(※黒岳石室の管理人さん情報によると、7/18には雪は無かったそうです。)
写真:北鎮岳分岐下 7/25
北鎮岳分岐下の登山道上の雪渓は完全に消失しました。(※黒岳石室の管理人さん情報によると、7/18には雪は無かったそうです。)
写真:北鎮岳分岐下 7/25
今年はバイケイソウの花の当たり年。どこもかしこもモリモリに咲いています。特に、赤石川近くで群生しているバイケイソウは壮観です。ぜひ、ご覧ください。
石室の分岐から赤石川方面へ進んですぐに見られるチングルマの群生もきれいです。
写真:赤石川付近のバイケイソウ群生、石室分岐周辺のチングルマ群生 7/25
ガレ場付近ではまだ小規模ながらエゾコザクラやエゾノツガザクラ、コエゾツガザクラ、アオノツガザクラの群生が見られます。他の場所ではすべて綿毛になっているチングルマも開花していますし、キバナシャクナゲも一株だけ咲いています。
もちろん、チングルマの綿毛の群生もきれいです。個性豊かなチングルマの綿毛の形もお楽しみください。
写真:黒岳石室周辺 7/25
昨日、大雨後の赤石川の様子を見てきました。
水量は石室側の方でいつもより多く、流れも速くなっていましたが、蛇篭は露出しており、北海岳側の方の石もしっかり水面から出ている状態であったため、渡渉には支障ありませんでした。
(※北海岳周辺のクジャク岩付近で崩落がありました。通過予定の方はお気をつけください。)
写真:赤石川 7/25
大雨後の昨日、黒岳に登ってきました。ロープウェイ乗車中はガスがかかり視界不良。おまけに霧雨まで降っていて諦めようかと思いましたが、リフト乗車中には青空が! 久しぶりにはっきりとした黒岳の姿と雲海を見ることができました。
黒岳の花は夏から秋へと移り変わっています。まだ、チシマノキンバイソウがきれいに咲いていますが、八合目から山頂近くまでずっとチシマアザミが出迎えてくれます。ミヤマアキノキリンソウやエゾウサギギクといった黄色のお花が目立つようになり、青紫色のダイセツトリカブトも増えました。白い玉のようなマルバシモツケもきれいですし、九合目の斜面では白くてふわふわしたお花のオニシモツケの群生も楽しめます。白~薄紫のトカチフウロもまとまって咲いているところがあり、きれいです。ハイオトギリは、早咲きのものが雨に打たれて花びらが落ちてしまっていましたが、蕾のものがたくさんあるので、すぐまた楽しめると思います。
登山道が秋色に染まった黒岳に、ぜひお越しください。
(※山頂付近のエゾツツジはお花が終わってしまったものも多いですが、ポン黒岳周辺ではまだ咲いています。コマクサもまだ咲いています。)
写真:黒岳八合目、黒岳九合目 7/25