春季観察会始まります

 五月に入りました。三日からの連休後半(三日・四日・五日)に層雲峡ビジターセンターでは春季観察会を開催します。タイトルは「ダム湖に沈んだ三つのイシカリ川を訪ねる」。

現在の大雪ダムが建設される以前、ダムのすぐ上流で、“イシカリ”と名の付く三本の支流が合流していましたが、ダムの建設による湛水で水底に沈んでしまいました。

 大雪山の父・小泉秀雄は、かつてこの場所を「奥山盆地」と呼び、北アルプスの上高地にも匹敵する景勝地として絶賛しました。また三万年以上前の大雪山中央火口(お鉢平)の大噴火による火砕流が石狩川をせき止めてつくった「古大雪湖」があった場所でもあります。

 今回の観察会では、ダム湖に沈む前の「奥山盆地」をイメージしてもらうのが目的なのですが、幸いにもダム湖の水位が下の写真のように低く、水底の観察にはもってこいの条件になっています。この機会にかつての奥山盆地に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

写真 大雪湖 2025年5月1日

水芭蕉が咲き始めました

層雲峡周辺の湿地では、春の訪れを告げるミズバショウが咲き始めました。

白い花びらのように見える部分は、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる葉で、その中央にある円柱状の部分が本来の花です。

冬眠から覚めたヒグマは、体内の老廃物を排出するため、ミズバショウを食べることがあると言われています。これは冬ごもり前に腸と肛門の間にためた『止め糞』を排出するためにも摂取すると考えられています。
これから層雲峡では春の花が次々と咲き始め、豊かな自然の息吹が広がっていきます。開花の様子を随時お伝えできればと思います。

 

層雲峡清川周辺で撮影

2025年春季観察会のお知らせ

層雲峡ビジターセンターでは5月3日・4日・5日の3日間、春季観察会「ダム湖に沈んだ三つのイシカリ川を訪ねる」を実施します。

 北海道における母なる川「石狩川」は、かつてその最上流部で「ホロカイシカリ」「ユニイシカリ」「シノマンイシカリ」という三本の川が合流し、層雲峡渓谷へと流れ込んでいました。しかし、現在それらの川は、大雪湖の水底に沈んでいます。石狩という名前の語源については諸説あり、未だ確定していませんが、今回はダム湖の水底に沈んだ三本の川に焦点を当てて探っていきます。

 

日程:5月3日・4日・5日

集合場所:層雲峡ビジターセンター

集合時刻:午前9時半

定員:7名

参加費:無料

問合せ・申込:層雲峡ビジターセンター

 電話 01658-9-4400(9時〜17時 月曜休館)

 ※参加者ご本人が直接お申し込みください。電話のみの受付となります。

 

参加者注意事項

 参加対象:日本国内在住で、日本語での意思疎通が可能な、10歳以上の方。未成年者は保護者同伴。

 服装:野外活動ができる服装。雨具をお持ちください。

 感染症予防:体調不良の方の参加はご遠慮ください。

※予期せぬ天候悪化などにより、当日催行を中止する場合があります。予めご了承ください。

 

【大雪湖】

黒岳ロープウェイ&リフト再開!!

年明けから長らく整備運休していた黒岳ロープウェイとリフトが本日より運行再開となりました。

朝早くからロープウェイさんの駐車場は第一、第二ともに満車状態。天気にも恵まれ、たくさんのスキーヤー、スノーボーダーが黒岳での滑りを楽しんでいました。スキーやスノーボードを持っていなくても、五合目エリアでは素晴らしい雪景色とふわふわのパウダースノーを満喫することができます。

黒岳スキー場はG.Wまで楽しむことができます。3月、4月も黒岳はたっぷりの雪で出迎えてくれます。雪を楽しみに、ぜひお越しください。

写真:黒岳七合目リフト降り場から見える北大雪の山々、リフト降り場にいるスキーヤーと山頂に向かって登っていく人たち 3/8

お知らせ

NHKの番組『小さな旅』で冬の層雲峡の様子が紹介されます!

今回もまたまた、当センタースタッフが出演しています!

放送予定は2月23日(日) 午前8時~午前8時25分 (全国放送)です。

ぜひ、ご覧ください!

 

番組ページ:https://www.nhk.jp/p/kotabi/ts/JPN326654N/episode/te/J1JY4W8VRQ/(外部サイト)