「水中散策」始まります

 七月に入って北海道でも真夏日が続いていますが、みなさま夏バテなどされておりませんでしょうか。

 さて、層雲峡ビジターセンターでは、今週末の12日から8月9日までの毎週土曜日に「納涼 水中散策 清流ニセイチャロマップ川で沢歩きを楽しむ」を実施いたします。

 アイヌ語で「峡谷の口にある川」の名を持つこの川は、上流に大きなダムがなく、水がきれいな清流です。石狩川との出合から上流に向かって500メートルにわたって、両岸が切り立った柱状節理の崖が続く「函」地形になっています。

 この「函」の中を、沢足袋を履いてゆっくりと歩く「水中散策」は、水深が浅く、水流も弱いため、初めて沢を歩くという初心者向けのプラグラムとなっています。下界の暑さを忘れてひとときの“涼”を楽しみましょう。

 問い合わせ・申し込みは、参加者ご本人が直接電話でビジターセンターまでお願いします。

 

写真(7月5日)  大函              ニセイチャロマップ川

沼の原 

クチャンベツ登山口から沼の原までの登山道では、雪はすべて消えています。
途中には倒木があり、後半の急登は、場所によって昨年よりもさらに登りにくくなっています。
現在、大沼の野営指定地は満水のため、当面のあいだ幕営はできません。

 

  

大沼野営指定地                     沼の原からトムラウシ山を望む

白雲岳山頂

 残雪期の風物詩として有名な、旭岳から北海平にかけての斜面に現れる残雪の縞模様(写真左)を見るために、白雲岳に登る方も多いと思います。

 白雲岳の火口壁には例年どおり壁のような雪の斜面があります(写真右)。手前から左方向についている足跡を行くと、今は閉鎖されている登山道ではないふみ跡を通って、左の岩場を登り、山頂を目指すことになりますが、このコースは植生保護のため閉鎖されています。

 正規の登山道は厚い残雪の下になっていて歩くことができません。そのため黒い矢印で示したように、いちど雪面を右方向に登り、雪のリッジの上を歩いて左方向の山頂を目指すようにしてください。面倒くさいように見えますが、こちらの方が安全です。

 

写真 白雲岳山頂から見える残雪の縞模様        山頂直下の雪面 6月25日

 

赤岳第一花園は全面雪

 ここ数日暑い日が続いており、融雪も日増しに進んできてはいますが、赤岳登山コースはまだ雪が残っています。とくに第一花園は、下部の沢筋から第一展望台までほぼ全面が残雪におおわれており、雪が解けると第一花園の看板がある辺りは、急斜面上部のトラバースになり、滑落すると制動は難しい状況です。雪上歩行に自信のない方は、今しばらく待った方がよさそうです。

 

残雪状況

第一花園 ほぼ全面雪

第二花園 全面雪

第三雪渓 全面雪

第四雪渓 全面雪

 

開花状況

登山口~第一花園下 イソツツジ〇

コマクサ平 イワウメ・ミヤマキンバイ・ヒメイソツツジ・メアカンキンバイ↑ コマクサ始

第四雪渓上~赤岳 キバナシャクナゲ・ミネズオウ・イワウメ↑

赤岳~小泉分岐 チシマアマナ↓ イワウメ・ミヤマキンバイ・ホソバウルップソウ・キバナシャクナゲ・ウラシマツツジ・コメバツガザクラ↑ ミネズオウ・エゾオヤマノエンドウ始

小泉分岐~白雲分岐 チシマアマナ↓ イワウメ・コメバツガザクラ・キバナシャクナゲ・ミヤマキンバイ↑ ミネズオウ始

白雲分岐~白雲岳山頂 キバナシャクナゲ・ジムカデ・エゾノハクサンイチゲ・イワウメ・ミヤマキンバイ・コメバツガザクラ↑ ミネズオウ・エゾオヤマノエンドウ始

 

写真 第一花園全景                                         第一花園雪面 6月25日

携帯トイレ回収箱の位置

ビジターセンターは屋根工事のため、携帯トイレの場所は元の位置から玄関の横に変更しました。

開館中は携帯トイレの販売と山のトイレマップの配分も行っていますので、登山の準備にぜひご利用ください。