先週末はとても風が強く、外に出るのもためらわれるほどでした。気温も一気に下がり、今朝方の最低気温はマイナス12℃。水道管が凍って破裂しては大変なので、夜寝る前に、しっかり水抜きしておきました。(水抜きをしなかったセンター職員の家の水道管は凍って、朝、水が出なかったそうです!)センターの軒先に、長-いツララが出来ました。1月29日から催される層雲峡氷瀑まつりの製作準備が始まっています
フキノトウ
黒岳スキー場もすでにオープンし、日曜日の今日は、ボードを抱える若者や、スキーを積んだ車の往来が、センターの窓からも見えます。石狩川の岸辺に、フキノトウが花を咲かせていました。フキノトウといえば早春の風物詩。日当たりの良い斜面などに、いち早く顔を出しているのを見かけると「あぁ、春だなあ。」と心弾むものですが、じつは、春でなくても、ちょっとした日溜りに、雪が緩んだ後に咲いていたりします。「蕗・ふき」に「吹」という漢字をあてると、まさに、地面から力強く、吹き出す(それが冬でも!)様子を言い得ているなあと思いました。
パノラマ台から
13日の昨日、まだ明けきらぬ薄暗い層雲峡の朝。久しぶりに聞こえてくる、あの馴染み深い音は、そう、除雪車の音でした。センターの横のドロノキも、屋根の上も、温泉街も一面白く。青空が戻った今日、石狩川を挟んで、黒岳とはお向かいのパノラマ台に登りました。写真はパノラマ台からの黒岳です。帰り道の登山道で、雪の上に休むエゾライチョウに出会いました。人が来るとは思っていなかったのか、慌てた様子。邪魔してごめんなさい。本州のライチョウのように、冬、白い体にはなりません.また足指に羽毛がありません。
朝の風景
放射冷却でぐんと冷え込んだ今朝は、町中に真っ白な霜が降りました。層雲峡の黒岳神社にも、まるでステンドグラスのような波の模様の薄氷が張っていました。打つ柏手も冷気に硬く跳ね返ってくるようです。山麓の冬枯れの木々の上に、白くつんと尖った頭がのぞく黒岳は、スキーが出来るようになるまで、雪待ちです。
11月からの開館時間
11月より開館時間が変わります。開館午前9時~午後5時、休館日毎週月曜日(祝祭日の時は翌日)となります。(*11月~5月の間)ご来館お待ちしております。
10月30日の黒岳五合目です。リフト乗り場の積雪計は約60cmでした。雪煙の舞う稜線が、澄んだ青空に厳しくも、綺麗でした。
10月30日の黒岳五合目です。リフト乗り場の積雪計は約60cmでした。雪煙の舞う稜線が、澄んだ青空に厳しくも、綺麗でした。