当麻乗越より

裾合平のチングルマをもう一度見ようかと思っていたけれど、久しぶりの青空がもったいない気がして、最後の愛山渓へは空に近い道を行くことに。陽射しはあるので、風がないと暖かく感じる時もあるけれど、弱い風でも冷たくて薄着ではいられない。今日でさえ寒いと感じるのに、一昨日(9/13)私は本降りになる前に下山していましたが、あの後遭難があったそうです。道外の方で軽装だったと新聞には掲載されていました。「北海道・大雪山では9月は秋でもあるけれど、天候次第では冬にもなってしまう厳しい季節です!」と訴え続けているつもりなのですが、届かないんだなぁ~と、残雪期や悪天時の安易な登山が招く遭難の多さに無力さを感じます。
稜線のチングルマはだいぶ茶色になりかかり、枯れかかっていましたが、遠目には赤と緑の続く道を旭岳を眺めながら歩く。
皆さん気がかり沼の平は…どの写真を選んだらわかりやすいだろう?と悩みましたが、とりあえず当麻乗越から見下ろす風景。。。ウラジロナナカマドの葉は、斜面の陰?で風当たりが弱かったらしい場所では少し残っていましたが、もうほとんど散ってしまっています。
当麻乗越から旭岳を眺めるほうで、点々とほんのわずかずつですが、くすんだ橙(茶)色がぽつぽつあるかな。

マネキ岩

お昼頃から雨の予報。9時位までは大丈夫だろうと、急いで黒岳へ。思ったより早く8時頃から雨が落ち始めましたが、マネキ岩には間に合いました、ヨカッタ。最初は弱い雨で視界もきき、谷を覗く風景も眺めることが出来ました。もうウラジロナナカマドの葉はだいぶ散り、枝も見えているし、ダケカンバも茶色く枯れかけも葉も多いけれど、黄色・淡い黄緑色が増えて、やっぱりいい風景だなぁ~とぼーっと佇んでしまう。

緑岳より

まずは昨日(9/11)の写真から。緑岳・ガレ場より沢筋を見下ろしたおなじみの風景です。
台風前に既に8割程度の色づき(ウラジロナナカマド)だったガレ場のタスキがけの紅葉、すっかり葉っぱはないかもしれないと思っていたら山頂部はさすがに飛んでいましたが、中腹から下は意外に残っていました。ただピークと言える状態はないまま、下り坂に向かってるかな。
昨日は赤岳や白雲岳では風も冷たく寒く感じましたが、風向きのせいか緑岳では弱風、陽射しも強くてのんびり下山。光って色も飛んで白っぽく橙色もカサカサめ、もう見頃は過ぎたと思っても、やっぱりぼんやり佇んでしまうイイ風景だと思う。

銀泉台

お昼頃から雨の予報。雲が広がり始めた11時、通行止解除となった銀泉台にナントカ写真を撮りたいと思って行って来ました。
でも登山口についたら激しい雨。ダメかなぁ?と思いつつ、とりあえずカッパを着こんで斜面の見える所まで。着く頃にちょうど雨はやんでくれ、暗いながら写真を撮ることは出来ました、ヨカッタ~
台風18号の強風の影響で、もう見頃は過ぎてしまったかと思っていましたが、思った以上に葉っぱ残っていて…と言うより、特別散ったと言う感じはしなかった。
ちょっとくすんだ所もあるかもしれないけれど、全体には色濃くなってでもまだ緑色の葉も残り、ダケカンバの黄色も増えてきて「今が見頃」と言ってもイイかも。今週末は銀泉台がオススメです。が、明日からマイカー規制が始まります、ご協力お願いします。

黒岳

写真:黒岳ロープウェイ五合目展望台より。
山頂付近のウラジロナナカマドの橙色が少しくすんだように見えるけれど、八合目・七合目へと明るめで少し濃い橙色の色づき広がっていました。今年もダケカンバの黄葉とウラジロナナカマドの紅葉がバラバラになってしまってちょっと残念ですが、今日の黒岳、キレイでした。
ウラジロナナカマドの色づきはそろそろピークと言えそうかな?