カメムシ王国

 嗚呼、今年もやっぱり・・・。ため息がでる。カメムシの大群が今年もまたやって来た。とある昼下がり、壁という壁、窓という窓にびっちりへばりつき、隙あらば家の中へ侵入しようとカサカサうごめいている姿を目の当たりにしたときは恐怖さえ感じた。まるでヒッチコック映画だ。「カメムシ王国」というタイトルが頭に浮かぶ。
 カメムシと一口に言ってもその種類は非常に多く、層雲峡周辺でよく見るのはスコットカメムシという種類だ。夏の間はハンノキやミズナラなどの樹の汁を吸い、冬は集団で越冬する。そして、何と言ってもあの強烈なニオイ。あれがいけない。だがカメムシに悪気があろうはずもなく、結局まあこれはこれでとあきらめ、約7ヵ月ものあいだ共存の道を歩むことになるのだった。

星とニホンザリガニ

 紅葉谷もこのところの風雨に叩かれ、丸裸の山葡萄からはたわわに実った藍色の実が丸見えです。今日はニホンザリガニを探しに紅葉谷へ行きました。
 以前、護岸工事を行った沢におけるザリガニの生息状況を確認するのが目的です。その結果、今回下流域では確認できませんでしたが、上流部での生息を確認することができました。また、小さな個体が確認できたことで、繁殖がまずは行われているということがわかり少し安心。
 浅い水底にはカツラやイタヤカエデの葉がたくさん落ちていました。その黄色いイタヤカエデの葉の形がまるで星のようで、そういえば今日はオリオン座流星群が極大になる(と予想されている)んだっけと思い出し、この先も彼らの姿を見られることを心から願いました。

 写真:ニホンザリガニ
      (紅葉谷 10/21)

ラッティングコール

 「フィーヨー・・・フィヨーッ・・・」と、日も暮れた谷間を越えて今年もまたこの声が聞こえてきます。これは秋になり発情期に入ったエゾシカのオスが発する声で、なわばり主張や自己アピール等の意味があります。そしてこれがまた何とも言えず物悲しげで、秋の深まりというより冬の始まりを連想させるような声なのです。
 他のオスとのなわばり争いに勝ったのでしょうか?それとも幾度かの争いに興奮しているのでしょうか?勇ましくも哀愁漂う鳴き声が一日の終わりとともに夜に吸い込まれていくようでした。

 写真:エゾシカ(メス)
      紅葉谷 10/18

発電所のカエデ

 8月下旬から色づき始めた大雪山の紅葉も1ヵ月半をかけて、麓の温泉街を過ぎようとしています。そんな中、今もっとも色づいているのは国道39号線沿いの層雲峡発電所周辺です。発電所周辺は、毎年きれいなハウチワカエデの紅葉が見られることから隠れた名所と言われ、早朝から観光バスなどが頻繁に停車して観光客を喜ばせている場所です。今朝も見事な色をしたカエデを見ることが出きたので、通りがかった際はカメラ片手に停車してみてはいかがでしょうか。

写真:層雲峡発電所周辺のハウチワカエデ (10/15)

黒岳5号

 



 お台場のガンダムほど大きくないけれど・・。

 



 写真:「ゆけ!黒岳5号!」(どこへ?)    
     
    5合目の積雪/30cm(10/12)