白雲岳山頂

 残雪期の風物詩として有名な、旭岳から北海平にかけての斜面に現れる残雪の縞模様(写真左)を見るために、白雲岳に登る方も多いと思います。

 白雲岳の火口壁には例年どおり壁のような雪の斜面があります(写真右)。手前から左方向についている足跡を行くと、今は閉鎖されている登山道ではないふみ跡を通って、左の岩場を登り、山頂を目指すことになりますが、このコースは植生保護のため閉鎖されています。

 正規の登山道は厚い残雪の下になっていて歩くことができません。そのため黒い矢印で示したように、いちど雪面を右方向に登り、雪のリッジの上を歩いて左方向の山頂を目指すようにしてください。面倒くさいように見えますが、こちらの方が安全です。

 

写真 白雲岳山頂から見える残雪の縞模様        山頂直下の雪面 6月25日