紅葉情報 ポン黒

ポン黒の紅葉情報です。ウラシマツツジが見頃を迎えています。まだ、青々としたものも中にはありますが、ほぼピークとなりました。一面、赤の絨毯のようです。

写真:ポン黒のウラシマツツジ(後方は烏帽子岳)9/2

湿原の秋

山頂部のウラシマツツジはすでに紅く色づきはじめ、山腹でもすこし葉の色が変わりはじめたウラジロナナカマドが現れてきた今日この頃、さて、湿原ではどんなものかと訪ねてみたのがここ沼ノ平湿原。工事中の三十三曲の急登をエッチラオッチラ登り、笹がかぶってきた登山道を抜けると、パッと視界が開け、湿原の風景が広がります。地溏を取り巻くイネ科やカヤツリグサ科の植物の葉が枯れはじめ、辺りには秋の気配が漂っていました。

写真:半月沼(沼ノ平湿原)

ナナカマド紅葉

27日午前6時の黒岳山頂(標高1984)の気温は3℃でした。肌寒いを通り越し、冬装備の衣類を着なければ御来光すら拝めない状態となってきました。
 しかし、ここ数日の最低気温一桁の影響で、山の紅葉は順調に色づき始め、赤岳第四雪渓のウラジロナナカマドなどは、うっすらとではありますが赤みを増してきました。全体的には、まだ緑色の葉が多く、見て楽しめるほどではありませんが、これからの気温次第では一気に色づいてくることもあるので、毎日の天気予報(最高最低気温予想)チェックは欠かせなくなりそうです。

写真:赤岳第四雪渓上部のウラジロナナカマド 8/27

町道高原温泉線通行止めのお知らせ

24日から降り続いた豪雨の影響で、大雪山周辺の道路(特に旭岳、天人峡方面)では陥没や土砂崩れなど大きな被害がありました。上川町周辺では、町道高原温泉線が現在も通行止めとなっており(高原山荘に宿泊される方につきましては、山荘にお問合せ下さい)、全面復旧の時期については未定となっております。復旧の目途につきましては、各市町村役場や森林管理署などにお問合せ下さい。

写真:増水した石狩川 8/26

お花の状況

8月も下旬ですが、お花もまだまだ頑張っています。ウラシマツツジも赤くなり紅葉の季節ですが、北海岳へ向かう美ヶ原周辺は、ミヤマアキノキリンソウが小群落となっています。その中に、チングルマ綿毛やヨツバシオガマ、ミヤマリンドウなどが綺麗に咲いています。黒岳も、ダイセツトリカブトを筆頭に、ヤマハハコ、チシマアザミ、ウメバチソウなど、まだまだ元気です。

写真:美ヶ原 8/26