フロストフラワー(氷の華)

実に神秘的な模様です。フロストフラワー:氷の華と呼ばれています。 空気中の水蒸気が氷や石などの表面に付着して凍りつき、花びらのような形に成長したものです。冬の風物詩の一つですが、息を吹きかけると「あっという間に」壊れてしまいます・・・。

写真:氷の華 紅葉谷 1/14

さて何の穴でしょう?

もう皆さんご存知ですよね?日本で最大のキツツキ、全長約45cmの「クマゲラ」の「採餌木」です。しかしよくもここまで彫れる(突付く?)ものですね~昔、アイヌの人たちはクマゲラのことを「チプタチカップカムイ」(舟を彫る神)と呼んでいました。う~ん、うなづけます!この天然記念物のクマゲラも、開発(伐採)などでの生息地の破壊等々が原因で生息数は減少しています。環境省のレッドリストでも、絶滅危惧2類VU=絶滅の危険が増大している種としています・・・。今年は、冬にやってくる野鳥達がなかなか姿を現しません・・・。色々と原因はありますが、鳥達から学ぶものも多くあります。

写真:クマゲラ採餌木 紅葉谷 1/14

エゾユキウサギの痕跡

昨年から長期間にわたって「エゾユキウサギ」を追っていましたが、残念ながらアップできませんでした。姿は頻繁に見つけてはいたのですが、いかんせんその逃げ足が速く中々写真には収められませんでした。そこで、今回はその痕跡を少々ご紹介します。体長は約50cm、体重は約3k、耳の長さは約10cmで日本の野生種のウサギとしては最大のものです。毛はご存知の通り、冬は真っ白、夏は全体的に褐色ですが、耳の先端部は通年を通して黒色です。足の裏には毛が密集して、「かんじき」の役目を果たしており、雪の上でも滑りにくくなっています。夜行性ですが、冬には昼間も活動します。食性は草食で、冬期間は樹皮や樹木の葉・枝などを食べています。写真は、その樹皮や笹を食べた痕跡と糞、右端はユキウサギが実際に寝ていた「穴」です。

写真:エゾユキウサギの痕跡 1/11

氷の造形~紅葉谷(紅葉滝)

快晴ということもあり、層雲峡の散策スポットでもある「紅葉谷」に行ってきました。年間を通して散策が可能なこの場所は、冬はもちろん「スノーシュー」での散策です。たくさんの降雪があったため深雪を覚悟しましたが、そんな心配もなく逆に硬く締まった良い雪でした。数々の動物の痕跡や野鳥達を観察しながら、終点は紅葉滝です。写真の通り、「氷のカーテン」や滝の飛沫(しぶき)でできた「飛沫氷柱」など、この時期ならではの幻想的な氷の造形を楽しむことができます。

写真:紅葉滝の氷の造形 1/8

久しぶりの快晴です

本日は快晴です。峡谷上には綺麗な樹氷も見えています。しかし・・・寒い!しばれるぅ~早朝センター前の温度計で、最低気温-22℃。今現在も-20℃と、とても冷え込んでいます。快晴ということもあり、黒岳も見事な雄姿を見せてくれています。

写真:層雲峡峡谷と黒岳 1/8