霧氷

息を吹きかけると、あっという間に崩れ落ちました。冷却された細かい水滴が付着し、すぐに凍ってできた「白色氷」・・・。実に神秘的な「着氷現象」です。いくつかの条件が重ならなければ出来上がりません。

写真:霧氷 上川町 3/10

冠雪

石狩川のど真ん中からです。ここ数日気温が上がってきていますが、今年は雪が多い影響で川の中もまだまだ雪だらけです。しかし、暖かいせいか岩の上に降り積もった雪も「お餅」のように「ぐったり」と見えます。まるで岩に載った「帽子」のようです。でも、この写真も撮影できるのは今だけ・・・。そろそろ雪が解けだし、急流となっていきます。

写真:石狩川:岩の上の雪帽子 3/9

見事な樹氷でした

今朝の層雲峡近辺は見事な「樹氷」の景色が拡がりました。特に、層雲峡温泉街から「黒岳」方面を見上げた「樹氷」は歓声があがるほど!残念ながら気温の上昇とともに、はかなくも消えてしまいましたが、この光景は是非ご覧いただきたい自然現象の一つです。

写真:樹氷と黒岳ロープウェイ 3/9

精悍(せいかん)な顔つき

ここ数日、層雲峡近辺の上空で「オジロワシ」「オオワシ」がよく目撃されています。上川町でもよく目にしますが、ここ数年、飛来数が増えてきているのかもしれません・・・。しかし、オオワシもそうですが、なかなか「キリリッ」とした勇壮な姿です。

写真:オジロワシ 3/7

春???

層雲峡近辺の川沿いを散策していると「フキノトウ」を見つけました。昨年は上川町で3/7に確認していますが、少しずつ「春」に向かっているようです。が・・・。ここ層雲峡は別格!本日は、日中の気温がプラスとなり山麓ではポカポカ陽気となりましたが、冬はまだまだこれから。黒岳でも、これから積雪が増えていく時期。「暴風雪」→「プラス気温」→「ドカ雪」→「雨」→「-20℃超」などなどを繰り返しながら春へと向かっていきます。「フキノトウ」は顔をのぞかせましたが、まだまだ油断のできない層雲峡です。

写真:川沿いのフキノトウ 3/6