エゾシカのお食事

センターの窓から見える光景です。ホテルに向かう坂の上に、毎日エゾシカがお食事に下りてきます。その数も日増しに増え、現在では10頭以上きています。中には「仔ジカ」も交じっていて和やかな風景です。さて、写真は小さいですが、何頭いるかわかりますか?*実物を見る限りでは13頭いました。

写真:エゾシカ 3/10

ネコヤナギ

3日連続の晴天となりました。日中の気温もプラス近くまで上がってきています。そんな中、ネコヤナギが芽吹きました。早朝はかなり冷え込んだため(センター前温度計-20℃)、ネコヤナギに付いた水滴が凍って樹氷のようなものが付着していました。しかし、着々と春に向かっているようです。 昨年は、3/5の時点で相当数芽吹いていましたが、今年は3/11でした。気象条件に左右されますが、昨年より約一週間遅れの芽吹きとなりました。

写真:ネコヤナギ 上川町 3/11

ゴジュウカラ

巣穴から出たり入ったり・・・。繁殖期にはまだまだ早いですが、選定作業でもしているのでしょうか?ゴジュウカラの巣穴は、自然にできた「木のうろ」や「キツツキの古い巣穴」に入り込んだりして自分のものにしてしまいます。大きさが合わない場合は、泥などでまわりを塗り固め、狭くして使用します。(敵に侵入されるのを防ぎます)長く頑丈なくちばしを「こて」のようにして使う、野鳥界の「左官屋」さんです。

写真:ゴジュウカラ 3/11

黒岳七合目から

快晴ということもあり、九十九沢源流部までスノーシュー散策をしました。層雲峡温泉街の生活を支える水源地として知られる「九十九沢」。取水地は層雲峡散策名所「紅葉谷」散策路手前の「九十九橋」にあり、その源は黒岳七合目付近に発します。七合目リフト降場から黒岳山頂に向かって左側、赤石川方面に約300mほど登って行くと、ダケカンバとナナカマドが主体となる「ダケカンバ帯」。間もまく、全体的に浅く窪んだ沢筋が見え、九十九沢源流部にあたります。ここからの「黒岳」の雄姿は、なかなか見ごたえがあり、眼前に迫ってくる迫力のある風景です。例年に比べ、黒岳では積雪量は少ないものの、やはり風が強い地域ということもあり、場所によっては腰の高さまでの深雪のところもありました。*積雪期(悪天時)は標識等がないため地図などの装備が必要です。

写真:九十九沢源流部付近から黒岳 3/10

黒岳五合目から

早朝から冷え込みましたが(センター前温度計-18℃)、久しぶりに連日快晴の黒岳です。写真上の中央が黒岳、写真下はニセイカウシュッペです。この展望台からは「表大雪」「北大雪」の大パノラマが拡がります。

写真:黒岳五合目展望台 3/10