昨日、大雨後の赤石川の様子を見てきました。
水量は石室側の方でいつもより多く、流れも速くなっていましたが、蛇篭は露出しており、北海岳側の方の石もしっかり水面から出ている状態であったため、渡渉には支障ありませんでした。
(※北海岳周辺のクジャク岩付近で崩落がありました。通過予定の方はお気をつけください。)
写真:赤石川 7/25
昨日、大雨後の赤石川の様子を見てきました。
水量は石室側の方でいつもより多く、流れも速くなっていましたが、蛇篭は露出しており、北海岳側の方の石もしっかり水面から出ている状態であったため、渡渉には支障ありませんでした。
(※北海岳周辺のクジャク岩付近で崩落がありました。通過予定の方はお気をつけください。)
写真:赤石川 7/25
大雨後の昨日、黒岳に登ってきました。ロープウェイ乗車中はガスがかかり視界不良。おまけに霧雨まで降っていて諦めようかと思いましたが、リフト乗車中には青空が! 久しぶりにはっきりとした黒岳の姿と雲海を見ることができました。
黒岳の花は夏から秋へと移り変わっています。まだ、チシマノキンバイソウがきれいに咲いていますが、八合目から山頂近くまでずっとチシマアザミが出迎えてくれます。ミヤマアキノキリンソウやエゾウサギギクといった黄色のお花が目立つようになり、青紫色のダイセツトリカブトも増えました。白い玉のようなマルバシモツケもきれいですし、九合目の斜面では白くてふわふわしたお花のオニシモツケの群生も楽しめます。白~薄紫のトカチフウロもまとまって咲いているところがあり、きれいです。ハイオトギリは、早咲きのものが雨に打たれて花びらが落ちてしまっていましたが、蕾のものがたくさんあるので、すぐまた楽しめると思います。
登山道が秋色に染まった黒岳に、ぜひお越しください。
(※山頂付近のエゾツツジはお花が終わってしまったものも多いですが、ポン黒岳周辺ではまだ咲いています。コマクサもまだ咲いています。)
写真:黒岳八合目、黒岳九合目 7/25
23日夜から24日昼過ぎまでの大雨の影響で、北海岳から北海沢方面へ下ったところ(北海岳頂上から500mほど)にあるクジャク岩付近で崩落がありました。25日現在、大きな石が登山道を塞いでしまっていますが、何とか登山道上を通ることはできる状態です。しかし、崩落箇所がまたいつ崩れるかわからないですし、大雨後で他の箇所でも崩落の危険性が考えられます。黒岳石室から北海岳へ向かう方やお鉢平一周コースを計画されている方は十分お気をつけください。(※可能ならばコース変更をおすすめします。)
写真:クジャク岩付近の崩落箇所(全景・近景)
令和6年度紅葉期の車両交通規制の日程が決まりましたのでお知らせします。
〇道道銀泉台線
令和6年9月14日~令和6年9月23日 ※ゲート閉鎖は前日9/13の19時から24時間規制。
〇町道高原温泉線
令和6年9月21日~令和6年9月29日 ※ゲート閉鎖は前日9/20の19時から。以降は16時30分開放、19時閉鎖の繰り返し。
シャトルバスの乗り場・時刻表・料金表など、詳しい情報は上川町HPをご覧ください。
https://www.town.hokkaido-kamikawa.lg.jp/section/sangyoukeizai/i8u8uo0000000eco.html(外部サイト)
愛山渓から沼の平へむかう松仙園登山道が、7月14日から利用可能になりました。9月30日までの期間限定かつ登り一方通行での利用となりますのでお気をつけください。今季は雪解けが早く、登山道上に残雪はありません。
植物の開花も早く進み、すでにタチギボウシの開花が始まっていました。松仙園から半月沼・六ノ沼にかけての開花状況は以下のとおりです。
開花状況
松仙園ゲート~松仙園:コバノイチヤクソウ・コモチミミコウモリ↑
松仙園:ミヤマバイケイソウ・ハイオトギリ↓ ホソバキソチドリ・モウセンゴケ〇 ハナニガナ・シラネニンジン・ミヤマリンドウ↑
四ノ沼:ヨツバシオガマ・シラネニンジン・マルバシモツケ↓ ミヤマリンドウ↑
八島分岐~半月沼:ミヤマリンドウ・モウセンゴケ・シラネニンジン・ナガボノシロワレモウコウ・ホソバキソチドリ・バイケイソウ・モミジカラマツ↑ タチギボウシ始
半月沼:エゾコザクラ・チングルマ↓ アオノツガザクラ・ハクサンボウフウ・モミジカラマツ↑
六ノ沼:シラネニンジン↓ ホソバキソチドリ〇 ミヤマリンドウ・モウセンゴケ・ミヤマアキノキリンソウ↑ タチギボウシ始
写真 二ノ沼 半月沼 2024年7月21日