シカの角

層雲峡・紅葉谷を散策中、エゾシカの角を見つけました。雄ジカのものですが、大体5才ほどでしっかりとした角を持つようになりますが、毎年春先には角が落ち、また新しい角が生えてきます。この角は春先に生え始め、繁殖期の秋頃に成長を終えます。抜け落ちるのは、成長の過程でホルモン量の変化が関係しているようです。いずれにしても、完全な状態になるまでには約3ヶ月もあればいいようです。また、成熟した大人の鹿角は、1~2ヶ月の間に50cm以上も伸びます。

写真:シカの角 層雲峡 4/23

ヒメイチゲ

開花確認は4月21日、昨年は5月4日、エゾエンゴサク同様に半月も早い開花です。写真は、エゾエンゴサクと同じ場所の、層雲峡から約20km離れた上川公園での撮影です。気温はプラスですが、日中でも中々開かずに閉じたままのヒメイチゲでした。

写真:ヒメイチゲ 上川町 4/22

紅葉谷

今年の大雪山麓は、降雪の影響でシーズン前半から中旬まで非常に歩きづらい期間がありました。特に層雲峡の紅葉谷では、降雪こそあるものの風の影響等もあり、斜度のある場所では大変滑りやすく、スノーシューの刃がきかないほどでした。後半に入り、雪解けも進み「ザクザク」状態になり逆に歩きづらくなりますが、本日の紅葉谷は「ザクザク」どころかバーンが大変に固く、滑りやすい状態ではなく完全に「滑って」しまうほどの悪路でした。ストックがなければ歩けない状態です。初心者の方には、残念ながらお勧めができないほどです。安全が確認できましたらご案内させていただきます。

写真:紅葉谷終点 紅葉滝 4/22

エゾノリュウキンカ

開花の確認は3月20日でしたが、その後雨や雪の影響もあり、写真の姿になるには以外にも一ヶ月かかりました。「イチゲ」などの「キンポウゲ科」も徐々に咲き始めており、お花のシーズンもすぐそこまできています。

写真:エゾノリュウキンカ 上川町 4/22

エゾエンゴサク

エゾエンゴサクが見頃に近づいてきました。開花の確認は4月15日でしたが、わずかな数でしたので、本日あらためてアップしました。昨年の確認は4月30日。今年は半月も早いお目見えです。

写真:エゾエンゴサク 上川町 4/22