ホオジロ雌でした

先日、写真のような野鳥を撮影しましたが、ホオジロ科ということは判断がつきましたが、果たして正体は・・・。専門家の方にも意見を頂戴し、結論はホオジロの雌であることがわかりました。専門の方もセンター職員も、このような白い個体を見るのは初めてです。野鳥の多い上川町や層雲峡、春先は旅鳥も含めて迷鳥やめずらしい鳥が通過します。

写真:ホオジロ雌 上川町 4/24

これも春の風物詩です

春がだんだん近づいてきています。本日はとても暖かくセンター前の気温は+13℃です。そんな中、スズメ達の何とも「微笑ましい」光景を目にしました。山はまだまだ雪の中ですが、大雪山麓では植物や動物、鳥たちの夏に向けての準備が始まりました。

写真:スズメ 上川町 4/27

あっち行け!

雄2匹が雌を争って、激しい争奪戦を繰り広げていました。とにかくどちらも譲らず、根気勝負です。このカモは「シノリガモ」という名で、冬鳥として渡来します。夏の観察記録もあり、留鳥の見方もあります。マガモよりやや小さく、鳴き声は「フィー」。潜水して甲殻類の水生生物を食べるほか、渓流の水生昆虫なども捕食します。さて、雌をめぐる攻防はどちらに軍配が上がるでしょうか。しかし、雌はほぼ無関心のしぐさ・・・。何とも気になりました。

写真:シノリガモ 層雲峡 4/27

アリスイ

夏鳥で、スズメよりもやや大きいです。この鳥は、そのようには見えませんが「キツツキ科」です。主にアリを主食としており、長い舌を伸ばして地上や樹上で舐め取っています。鳴き声は「クィクィクィクィ」と尻上がりの高い声で鳴きます。他のキツツキ類は木の幹に対し縦に止まりますが、アリスイは横に張り付くように止まります。

写真:アリスイ 上川町 4/27

誰が・・・

誰がこの穴を開けたのでしょう・・・。近くに「アカゲラ」が数羽いましたので、おそらく・・・。何もここまでしなくても、と思ってしまいますが、鳥達も色々な事情がありそうです・・・。アカゲラは本来の樹木をせっせっとドラミング・・・使用しているのは「ムクドリ」でした。

写真:アカゲラが開けた建物の穴 上川町 4/26