マミジロ 2011年5月22日 11時50分天候: くもり 気温: 10℃ 林の中を散策中、遠めに黒っぽい野鳥が・・・。聞いたことのない声「キョロリ-ツルルルル」。一度聞いたら忘れられないような、鋭く響く「ホイッスル」のような声でした。正体は「マミジロ」。夏鳥で、山地の森林に生息しています。「ヒヨドリ」くらいの大きさで、数はかなり少ないようです。観察機会が少ない鳥に出会うと、やはり「ドキドキ」してしまい、写真も思うように撮れませんでした。全体的に黒く、眉近辺が白いのが特徴です。 写真:マミジロ 上川町 5/22
オオバナノエンレイソウ 2011年5月22日 11時20分天候: くもり 気温: 10℃ 山地の草地や、林の中の脇付近で普通に見られます。高さ30cm前後で、3枚の大きな葉が輪生しています。子房に赤い斑点があるのが特徴です。ミヤマエンレイソウと似ていますが、「めしべ」の先が赤くなっていることと、比較的ふっくらとした花びらで見分けます。 写真:オオバナノエンレイソウ 上川町 5/21
チゴハヤブサ その2 2011年5月21日 18時00分天候: 雨 気温: 17℃ 漢字名は「稚児隼」、その名の通り「ハヤブサ」よりも体が小さいため「お稚児さん」のようなという意味です。昨年も渡って来ましたが、その時は「トンボ」を多く捕食していました。空からトンボの羽が落ちてくるため、何度か観察していましたが、空中で羽だけを落としているようです。間もなく繁殖期に入りますが、期間中はどの野鳥も神経質になります。鳴き声も普段よりはかなり強めになります。強く鳴く場合は巣から離れましょう!特に、抱卵初期は注意が必要です。抱卵を放棄してしまう可能性もあります。遠くから静かに観察しましょう。 写真:チゴハヤブサ 上川町 5/20
チゴハヤブサ 2011年5月21日 17時30分天候: 雨 気温: 17℃ 夏鳥で、ハトより大きめです。翼が長く、木の上に止まっているときなどは翼の先が尾の先を越えるぐらいです。主に昆虫類や小鳥を狙って、高い木の上でじっとしています。この日も、小鳥が狙われていました。はばたきがとても早く、この速さでは小鳥たちはかなわないでしょう・・・。高い木の上にある「カラス」の古巣を利用して繁殖し、自分では巣は作りません。毎年同じ林や巣を続けて使うことが多いようです。 写真:チゴハヤブサ 上川町 5/20
二輪草 2011年5月21日 16時05分天候: 雨 気温: 18℃ 林の中を散策中、歌でお馴染みの「二輪草」を見つけました。主に温潤な山地の林床や周辺部に生育します。特徴は、多くは1本の茎から2輪ずつ花茎が伸びていて、和名の由来にもなっています。根茎で増えるため群落を作ることが多いです。葉は有毒である「トリカブト」に似ていますので注意が必要です。 写真:二輪草 上川町 5/19