白雲小屋

白雲幕営指定地の様子です。(16日) 手前の雪渓が幕営地なのですが、埋まっています。
 黒岳の山頂ではキバナシャクナゲが咲き始めました。

黒岳・白雲小屋情報

雨の日が続いていた層雲峡です。今日もまだ暗い曇り空。それでも雨のおかげで山の上の雪解けは進んできたようです。
昨日、白雲岳避難小屋の管理人の方と黒岳のパトロールの方の話を聞く事が出来ました。小高く位置する白雲小屋周辺の雪は解けているもののテント場はすっぽり雪の下、当然少し下がった水場も出ていません。3メートルほど掘ってくれたそうですが、水場の水流にはあたらなかったとのこと。白雲小屋管理人は18日(土)頃から常駐の予定ですが、それまでは雪を溶かしての取水になるかもしれません。
黒岳石室バイオトイレは山開き26日には間に合わせるように来週開ける予定。
黒岳山頂付近では数日前からウラシマツツジが咲き始めたとのこと。ミネズオウもぽちぽちと。ようやく目覚めの季節到来かな。

沼の原・林道情報

ビジターセンター長が、沼の原登山口までの林道状況を確認に行ってみました。残雪の為、登山口駐車場まであと500mか、1㌔弱のところまでしか車では入れなかったそうです(標高で言うと1000mを越えた所くらい)。沢の水量もかなり多いとの事ですので登山ルートの渡渉地点でもかなりの水量が予想されます。
一般的な登山シーズンは まだまだまだ先のようです。
写真:林道にてヒグマに出会いました。車の中から撮影。

黒岳・九合目

朝よりも うすい灰色の雲が空一面に広がってきた層雲峡です。
また6月7日分ですが、黒岳九合目付近の写真です。6/2には九合目の標識はまったくわからなかったけれど、5日後にはこれだけ出てきていました。一面の雪はほとんど解けていないようにも感じるけれど、少しずつですが雪解けが進んでいるのが こうして比べてみるとわかります。
写真:黒岳九合目の標柱とマネキ岩(2005年6月7日)

コメバツガザクラ

5日ぶりの黒岳。下から見あげると山頂付近はだいぶ雪が解けたように見えるのですが、登山道はまだ全部雪。と言って良いくらい。山頂直下の2.3mくらいは雪が消えていましたが、周辺の雪が解けてハイマツがだいぶ出てきていたので、下から見る雪解けの正体はこのハイマツのようです。
思ったより風が強めで冷たく、お昼過ぎくらいまでは結構寒かった。黒岳山頂にコメバツガザクラの花。昨日も咲いていたようなので、開花は2.3日前かな?石室方向から雲ノ平ではガンコウラン以外ほとんど開花なし。ガンコウランも蕾多く、ミネズオウもまだ小さめの蕾。コメバツガザクラも山頂以外ではあまり咲いていなく、ウラシマツツジも冬芽が開いて蕾がもうスグ顔を出しますよ~と言う感じ。
5日もたったのでもう少し咲いているかと思ったけれど、気温が上がらなかったのでしょうか。「全体に咲き始めているなぁ」と思えるまでまだ3.4日かかりそうかな?次は全体に咲きそろった早春の花たちを見られることを楽しみに。。。
九合目上の急斜面は相変わらず怖かったけれど、ザクザク足が埋まるほどの足跡を辿って一歩一歩ゆっくり下りました、無事下山。私にはまだまだ当分緊張の山行が続きます。