冬の森へ

 あぁ、太陽の光を身体に受けるこの喜び!連日の吹雪がようやく止んで今朝は青空が広がりました。ここ5日間の集中的な大雪にはほとほとマイッテしまいました。積雪量もあっという間に例年並です。そして風の痛いことといったらもう!層雲峡を歩く際には顔マスク必携です。
 さてさて、そんな厳しい冬だからこその景色があります。スノーシューでフィールドに出かけてみませんか?センターでは冬の観察会を行っています。今週の土日は大函でのスノーシュートレッキングを予定しております。他にも各コースいろいろ計画しております。参加ご希望の方は事前にお問合せください。お待ちしております!(あさっての大函はまだ定員に余裕があります)

 写真:大函(1/12)

謹賀新年

 新年を迎えるにあたり、より魅力あるセンターを目指し、職員一同邁進して参りますので本年もよろしくお願い申し上げます。
 
 1月6日、まずは正面玄関の除雪から。例年なら休館日の分だけ気合を入れてママさんダンプを握るところ、今年は層雲峡も穏やかなお正月を迎え、積雪量も少ないようです(昨日までは)。斜面もササがぴょんぴょんと出ていて、おかげでシカたちはササ食べ放題。雪の多い年は掘り出すのも大変なのでしょうが、今年は食痕がとても目立ちます。
 しかし穏やかな日々は過ぎ去り、打って変わって本日大荒れ。早朝は除雪車もまだ来てなくて、町の中でも方向を見失うほどでした。新春、初春、迎春・・春とは言えど、こちらは冬全開。
 現在は吹雪ですごい状態になっています・・。

 写真:穏やかな日のパノラマ台より(1/6)
    (左から黒岳・桂月岳・凌雲岳)

おいなりさまと休館日のお知らせ

 層雲峡神社にも紅白の幕が張られ、新しい年を迎えるのだなあと神妙な気持ちになりかけていたところ、神社に向かってキツネがてくてく歩いて行くではありませんか。「お稲荷様にお稲荷さんがいるっ!写真だ~」とK氏、カメラ片手に飛び出したのですがキツネはスタコラサッサ。お稲荷様のお稲荷さんというツーショットは夢と消え。うーん残念。
 と、それが一昨日のこと。そして今日も商店街を闊歩するキツネの姿。最近商店街には3匹のキツネがよく姿を見せると住人T氏の証言もあり、どうやら神社にいたキツネもそのうちの一匹。観光客から食べ物をもらう観光ギツネにならないといいのですが。

 さてセンターから休館日のお知らせです。年内は本日までの開館となります。明日31日から1月5日までは休館とさせていただきます。来年も大勢の方のご来館をお待ちしております。皆様、良い年をお迎えください。

 写真:商店街を物色中(12/30)

パノラマ台へ

 今日は大雪山日和。貴重なお天気なのでパノラマ台まで観察会の下見に行きました。スノーシューをザックにくくり付け、デジカメ充電完了。空ではクマゲラもクルルルルと鳴いて途中までは順調、だったのですが。好天に思いのほか解け始めた雪がスノーシューにまとわり付き、持ち上げる一歩の重いこと!斜面の上から最初は警戒されていたシカにも、敵方のカメのような歩みに危険度は薄いと判断される有様。やっと辿り着いた頃には、すでに太陽は黒岳の背中にまわって、温泉街も大雪山も逆光の中。あ~読みが甘かった!
 
 1月から冬の観察会が始まります。日程等はHPトップ画面より「ビジターセンター講座案内」で紹介しております。ご参加お待ちしております。

 写真:エゾシカ警戒中
   (どこにいるかわかりますか?)

 穴発見。
 親指くらいの小さな穴です。
 その親指くらいの小さな穴に、小指の先くらいの小さな足跡が続いています。紐を引きずったような跡もあります。
 誰の穴?
 簡単。野ネズミの穴。
 引きずったのは紐じゃなくて長いしっぽ。
 だからこれは野ネズミの穴。