1月の雨

 昨日は道内全般で気温が上がったようですが、層雲峡でも午後にはプラスに転じ、1月下旬にしてまさかの雨です。いつもは触ると氷のように冷たい木肌が、ほんわり暖かいのでした。
 こんな日にはと裏山へ行ってみると、案の定、斜面には大きな雪球がたくさん転がっていました。直径にして60cmくらい。湿った雪が斜面の雪をまくりながら転がっていく為、バームクーヘンのような層ができます。冷たいさらさら雪ではこうはいきません。よく現れるのは春先の頃。う~ん、それが厳冬期に見られるとは・・。

 写真:雪まくり(1/23)

ぶら~ん

(その2)

 こっちはまるで白い蛇。上手いこと枝にからまっていますねぇ。蛇が大の大の苦手の職員は、冬は蛇も冬眠中だからと一安心しているようですが、こういうのはいかがでしょう?
 その時の状況によって、雪もいろんな形に変化(へんげ)して面白いものです。ぜひ探してみてください。
 
 写真:雪紐(1/22)

だら~ん

 顔がジンジン痛いはずです。今朝はシバレてマイナス21℃。といっても、これ位のシバレはちっとも珍しいことではないのですが、つい先日は上川町でも雨が降ったり、本州のような湿ったぼた雪がもさもさ降ったりと、気候にばらつきがあるようなのが気になります。そのうち北海道でも、重い鉄製のママさんダンプでないと、除雪もままならなくなってしまうのでしょうか?
 さて、散策中に面白い雪の形を見つけました。ひとつはキノコの上に。烏帽子のような形をしているので、烏帽子状冠雪といいます。積もった雪が時間の経過とともに、自身の重みや風の力などで下側に成長したものです。
 
 ~頑張って伸び続けてください

 写真:烏帽子状冠雪(1/22)

カベ



 エゾシカ
 壁にぶつかる。

 (背中が悲しげ)

 

 【積雪】黒岳7合目周辺 280cm
     層雲峡      80cm (1/18)
 
 写真:1/18(センター裏手の斜面にて)

大雪でした

 大雪の後、ぽっかりと顔を出したお月様が約束したとおり、今朝は気持ちのいい青空になりました。ところで、雪があんまり深いとさすがにテンやキツネだって歩きづらい。雪深い日なんかは、ちゃっかり除雪したところを通路にしていて、朝になって見るとテンテンと足跡が付いています。やっぱり、深雪漕ぐより楽ですよね~。
 谷のダケカンバや針葉樹も今日はすっかり白くなって、お昼を過ぎた今も、雪化粧です。 

 層雲峡の積雪/75cm(1/12現在)

 写真:鬼巣岩(1/12)