オオウバユリ

今年は「オオウバユリ」がたくさん芽生え、花が咲いたらどんなに見事でしょう。種がこぼれて花をつけるまでなんと10年!茎が伸び白い花を咲かせ、多くの種を残して一生を終えてしまいます。「1回繁殖型多年草」これらの野草を刈り取らないで、そっと見守ってあげたいものです。  

写真:オオウバユリの葉の上に桜の花びらが舞い落ちる 上川町 5/27

コチドリ

夏鳥で、河原や荒地などに生息しています。日本産のチドリ類の中では最小の種で、スズメよりやや大きい程度です。鳴き声は「ピォ、ピォ」、早足で頻繁に動き回り餌を探します。その早さは、カメラを構えても追いつかないほどです。  

写真:コチドリ(漢字名;小千鳥) 層雲峡 5/27

初お目見えです

今年初の「エゾシマリス」です。冬眠から目覚めたようです。林道で何やら捕食していました。が・・・あまりのかわいい姿に、しばしみとれていましたがその瞬間、足下に殺気を感じ、恐る恐る目をやると・・・私の大嫌いな「ヘビ」でした・・・あわてて車に乗り、その場を離れて少し休憩・・・とその時車の下からまたまた「へび」・・・この時期は「そろそろ出てくるな」、と思いつつもいざ目にするとやはり・・・当面、散策恐怖症になりそうです・・・  

写真:エゾシマリス 層雲峡 5/25

ピンク色の層雲峡峡谷

峡谷の「エゾムラサキツツジ」が見頃を迎えています。国道39号線沿いの峡谷は、「カツラ」の赤や「ツツジ」のピンク色に包まれています。この後は、「サクラ」や「キタコブシ」などの白系のお花も目立ってきます。そして、さらに深みのある新緑の峡谷へと移り変わります。春ならではのすがすがしい光景です。  

写真:エゾムラサキツツジと層雲峡峡谷 5/24

上川公園の桜

ここ層雲峡から旭川寄りに、約20km離れたところに「上川公園」があります。ここは「桜」の名所でもあり、只今見頃を迎えています。大雪山連峰も一望でき、桜との光景は中々見ごたえがあります。周辺には、「エゾムラサキツツジ」「キタコブシ」「エンレイソウ」「オオウバユリ」「エゾエンゴサク」「ヒメイチゲ」などなどのお花、「エゾリス」や数多くの野鳥が生息するところでもあります。適度な散策コースでもあり、オススメのスポットです。  

写真:大雪山連峰(愛別岳)とさくら 5/24