ニョキッと

薄暗い獣道を覗いてみると、脇の方に何かが・・・頭の部分だけで、握りこぶし大の大きさ・・・正解は「キノコ」でした。キノコは秋と相場が決まっているようですが・・・このキノコ「トガリアミガサタケ」?と思われるもので、調べてみると中は空洞になっているとか。全体的にはキノコの形なのでしょうが、ちょっと変わった形です。

写真:春に生える種類 層雲峡 6/14

エゾタヌキ

本来は夜行性なのですが、林道沿いに真昼間から「つがい」でちょろちょろしていました。このタヌキ、体長約60㎝強・尾長約20㎝・体重約10kgほどです。木登りが得意ですが、降りるのは苦手のようです。嗅覚が鋭く、餌は探し出して食べます。秋の採食時は昼間も活発に行動しますが、普段は巣穴で過ごします。(冬眠はしませんが、冬篭りをします)キタキツネに劣らず「かわいい」動物です。しかし、寿命は約10年と言われています・・・。

写真:エゾタヌキ 上川町 6/12

ナナカマド

ナナカマドの花が綺麗に咲いてきました。花・実・葉と四季を通じて色々と楽しめます。花は、花径が約10㎜、花びらは5枚、直径10㎝の花序に多く集まって咲きます。

写真:ナナカマド 上川町 6/12

育児中です!

アカゲラが嘴に昆虫を挟んでいます。そうです、今は差は少しあるものの、野鳥の育児時期に入っています。しかしこの「アカゲラ」、遠めで見ていると何度も餌を運んでいましたが、少しでも外敵が近づくと「ギャーギャー」と鳴き始めます。外敵は「私」のようですが、巣穴を見つけられたくないため飛び回りながら奇声を上げて、なかなか巣に行こうとはしませんでした。でも、誰が見ても分かりやすい場所に巣を作ってあるため、もう「バレテ」いるのですが・・・。育児中、大変失礼しました。「もう来ません」・・・。頑張って育てて下さい。

写真:アカゲラ 上川町 6/13

シオヤトンボ

平地の湿地やため池に、以前はごく普通に生息していましたが、最近はあまり姿を見かけません・・・写真は雄ですが、白粉が出てくるためこの名が付けられました。この日は、体全体が黄色で小さな黒い斑紋が散在している雌と一緒でした。昆虫の世界でも、春がやってきています。

写真:シオヤトンボ 上川町 6/13