オタマジャクシになりました

川面に魚・・・?目がおかしいのか?と思って凝らしてみると、何とおびただしい数の「オタマジャクシ」・・・。よくみると「エゾアカガエル」と「エゾサンショウウオ」の両方がいました。無事に卵から孵ったようです。   

写真:オタマジャクシ 上川町 5/23

ツツドリ

鳴き声は「ポポッ ポポッ」と単調に繰り返します。声は遠くまでよく通りますが、姿は中々見せてくれませんので見るのは容易ではありません。警戒心も強く、ピントも中々合わせてくれません・・・。夏鳥で、平地から山地の森林に生息しています。ハトくらいの大きさで、数は少なめです。先日紹介した「センダイムシクイ」に托卵します。*托卵他の小鳥が巣を空けているすきに、その卵を1個取り出し、かわりに自分の卵を1個産むことです。普通は托卵した鳥の卵が先に孵り、生まれたばかりのヒナは、目も開かないうちから他の卵を巣の外に放り出します。ヒナは巣を独占しますが、本来の宿主はその行動を止めず、しかも捨てられた卵を戻すこともしません。宿主は、ヒナが自分より大きくなっても育て続けるそうです・・・   

写真:ツツドリ 上川町 5/23

コブシがようやく・・・

層雲峡にもようやく「キタコブシ」が咲きました。20㎞離れた上川町では5月6日に開花しましたので、それから16日間もかかりました。まだ満開には程遠く、数個の花びらがある程度です。5月の天候不順が色々なところに影響しています。

写真:キタコブシ 層雲峡 5/22

ショウジョウバカマ

黒岳五合目で「ショウジョウバカマ」が開花(半開花?)していました。黒岳の五合目でいち早く咲く高山植物です。低山帯から高山帯まで幅広く、湿った草地等に生える多年草です。今日は寒さでまだ顔を見せてはくれませんでした・・・。昨年は、6月後半の猛暑で凌線上のお花は一気に咲いてしまったなどどいうこともありました。さて、今年はどうなるでしょう?そのようなことがないように祈りたいです・・・。

写真:ショウジョウバカマ 黒岳五合目 5/24

黒岳

定点観測のため、黒岳五合目まで行ってきました。思っていた通り、まだまだ雪は多いです。何と、五合目では昨日雪が降ったということ・・・。まだまだ春は遠いです・・・。そんな中、五合目では「エゾムラサキツツジ」「ショウジョウバカマ」が雪の合間から開花していました。これからは、「キバナシャクナゲ」や「ミヤマキンバイ」そして黒岳名物の「チシマザクラ」が咲いてくるでしょう。雪と桜・・・。なかなか幻想的な光景です。是非、ご覧いただきたいです。尚、本日は夏山リフトへ切り替えの「搬器取り付け」でした。再開は、5月31日の予定です。登山シーズンもすぐそこまでやってきました。

写真:黒岳1984m 五合目展望台より