雪田植物群落

 七月も終わりに近づき、層雲峡でも暑さを感じる今日この頃です。山では雪解けの早い場所から次々と花が咲きはじめ、開花の早かった植物の中にはすでに結実しているものも見られますが、雪解けの遅い雪田の周辺では、最近ようやく雪が解けたところもあり、エゾコザクラ・チングルマ・ツガザクラ類が見頃を迎えています。ここのところまとまった降雨がなく、気温も高めに推移していますが、まとまった雨の後や、気温が低い日には、雪渓が硬化して滑りやすくなったり、沢の水位が上昇して徒渉が危険な状態になることもあります。直前の気象情報に常に気を配るようにしてください。

写真:美ヶ原 7/28

雲の平

 雲の平の様子です。まだまだ「チングルマ」が群落を形成しています。お天気が続いている影響で、まだまだ見頃となっています。秋に近づくにつれ(まだ早いですが・・・)、この「チングルマ」、今年は見事な綿毛の群落を見せてくれることでしょう。

写真:雲の平 7/23

赤石川の状況

 赤石川の状況です。写真の通り、水量も少なく浅い状態です。お天気に恵まれていることが大きいですが、悪天時は十分に注意されて下さい。

写真:赤石川 7/23

元気なイワヒゲ

 前回情報時には、写真の「イワヒゲ」がそろそろ終花に近いかなと見ていましたが、なんとなんとまだまだ元気に咲いていました。咲いていると言うより、さらに小群落まで形成しています。お天気の影響もありますが、今年の高山植物は「当たり」のようです。

写真:イワヒゲ ポン黒岳 7/23

エゾツツジ

 黒岳頂上付近からポン黒岳に至るまで、エゾツツジが斜面を彩っています。やや萎れた感じのものも目に付き始めましたが、まだまだ見頃となっています。また、黒岳北東斜面でもチシマノキンバソウを筆頭にお花の見頃は続いていますが、ミヤマアキノキリンソウやダイセツトリカブトなどそろそろ秋のお花へ移行となりそうです。

写真:エゾツツジ 黒岳頂上周辺 7/23