裾合平

ことしは夏から秋にかけてひかくてき穏やかな天候が続き、大雨や台風の上陸がなかったためか、チングルマの綿毛(種子)が落ちずに残っている場所が多いようです。写真の裾合平もそのひとつ。国内最大規模といわれるチングルマの大群落は、花の時期はもちろん素晴らしいのですが、綿毛だけの姿になっても圧巻です。色づきが遅れてはいるものの、今後、葉が紅葉すると美しさが増します。雪が積もらないうちに色づくことを願っています。

写真:裾合平 9/18

お鉢平方面

お鉢平の様子です。黒岳から雲の平を経由して「お鉢平の展望台」に到着ですが、この周辺では色付きが良い場所といえそうです。お鉢平の周りは、北海岳方面はややくすんだ状態となっていますが、北鎮岳方面の斜面は良い色付きとなってきました。是非、足を運んでみてはいかがでしょうか?

写真:お鉢平方面 9/18

雲の平周辺

雲の平の様子です。登山道脇のナナカマドやチングルマの草紅葉がゆっくりと色付いてきました。但し、こちらもやや枯れかけたものも目にするようになっています。この気温では仕方がないことですが、それでも徐々に進んでいるようです。

写真:雲の平 9/18

赤石川方面の草紅葉

こちらも草紅葉が始まっています。「ミネヤナギ」「クロマメノキ」「チングルマ」などが徐々に色を増してきています。周辺のナナカマド類は、まだうっすらと色が付いた程度で、こちらも20日以降の気温の下がり具合に期待です。

写真:赤石川方面 9/18

黒岳石室周辺

黒岳石室周辺の様子です。まだまだ色は付いていくと思われますが、本日の光景でも十分に紅葉観賞が可能です。凌雲岳の裾もさらに色が増してきています。またまた今後のお天気に期待です。お鉢平方面はまだ「付き始め」の感はありますが、こちらの「葉」も、ややお疲れ気味のところもありました・・・。

写真:黒岳石室周辺 9/18