お知らせ

ただいま、『環境省 アクティブ・レンジャー写真展 北の自然の舞台裏 2023』を当センターのレクチャー室にて開催しています。
アクティブ・レンジャーの皆さんが行っている国立公園や国指定鳥獣保護区などの現場の巡視、自然ふれあい活動など日頃の業務を通じて撮影した写真を見ることができます。

普段なかなか知ることができないアクティブ・レンジャーの皆さんが取り組んでいる業務や、北海道各地の自然がもつ素晴らしさを、この機会にぜひご覧ください。
(展示期間:8月1日~8月27日)

※アクティブ・レンジャーとは、国立公園や鳥獣保護区内等の自然を保全し活用していくためにレンジャー(自然保護官)を補佐し、パトロールや調査などを行うお仕事です。

写真:アクティブ・レンジャー写真展ポスター、写真展の様子 8/2

赤石川方面

赤石川は前日の雨の影響のためかまだ水量がありましたが、蛇カゴは露出しており、石が露出していない箇所でも石の上を2~3㎝水がかぶる程度だったため、渡渉に支障はありませんでした。

北海岳側の対岸ではエゾコザクラやアオノツガザクラ、コエゾツガザクラにイワヒゲ、ハクサンボウフウなどの花が咲き乱れています。特に、エゾコザクラとアオノツガザクラの群生が見事です。

写真:赤石川、赤石川対岸(北海岳側) 7/28

お鉢平方面

お鉢平展望台の下では雪が解けた場所からチングルマにエゾコザクラ、コエゾツガザクラにアオノツガザクラなど、たくさんのお花が咲いています。特に、アオノツガザクラの群生が見事です。雲ノ平方面でアオノツガザクラを見たいという方は、ぜひ、お鉢平展望台まで行ってみてください。

写真:お鉢平展望台下 7/28

北鎮岳分岐下雪渓

北鎮岳分岐下の雪渓はかなり縮小し、目印のマーカー沿いを歩いた場合の距離は25mほどになりました。上り始めの傾斜も緩やかになったのですが、雪渓の際の部分は氷化しているため、かなり滑りやすい状態です。雪質自体はシャーベット状で、歩きやすかったのですが、下りでズルッと滑っていた方もいました。また、上りでも不安だからと滑り止め対策をしていた方もいました。
日ごとに雪解けが進み、雪面の状況が変化していきます。目の前の状況を適切に判断し、上り・下りともに一歩一歩慎重に、気を付けてお進みください。

写真:北鎮岳分岐下 7/28

雲の平方面

今、雲ノ平周辺は一面チシマツガザクラの群生です!どこに行ってもチシマツガザクラに出会えます。チングルマはほとんど綿毛になっていますが、一箇所だけ沢沿いに奥の方までチングルマが咲き残っているところがありました。日の光を浴びて輝いているチングルマの群生は神々しかったです。

写真:チングルマ、チシマツガザクラ(雲ノ平周辺) 7/28