早起きは三文以上の徳でした

先日もアップしましたが、本日は早起きをして「エゾモモンガ」のその後を確認してきました。「アオダイショウ」の餌食となってしまいましたが、別のモモンガが入っていないかの確認でした。ヘビは冬には冬眠しますが、さすがにこの寒さ、そろそろその動きも鈍くなってくるころです。(しかし、このヘビとモモンガの闘いは毎年繰り返されることなのですが・・・。)と思いつつ樹洞を眺めていると、カサカサと何やらモモンガらしきものが・・・。あ~良かったです。別のモモンガがまだいました。驚かしたくないため、樹洞内の写真一枚のみで帰ってきました。モモンガは夜行性ですが、活動的になるのは「日没時」と「日の出時」の2回です。まだまだ「ヒグマ」もウロウロしていますので、今回は周りが見えやすい朝を選びました。(ヒグマも朝は早いのですが・・・)

写真:樹洞内にいるエゾモモンガ 11/6

またまたエゾリス登場

冬を前にして、エゾリスの動きも活発です。写真一枚目は、国道を走行中に前方を横切りました。車を止めて探していると、隠れているつもり?なのでしょうか、すぐに見~つっけた!それにしても随分と「赤茶色の手」・・・。写真二枚目は、上川町の公園です。口に何かを咥えたまま、ビクともしません。よく見ると、キノコのようです。厳しい冬を乗り切るため、エゾリス達も必死です。

写真:エゾリス 11/6

開館時間が変わります

11月より開館(閉館)時間が変更となります。* 11月~05月 9:00~17:00(06月~10月 8:00~17:30)* 休館日 毎週月曜日(祝祭日の場合は翌日)以上変更となりますのでご周知お願い申し上げます。

写真:オニグルミを咥えたエゾリス 層雲峡 10/31

久しぶりに「ヤマガラ」です

森の中を散策中、久しぶりに「ヤマガラ」に出会いました。この鳥、周年で見られるのですが、ここ道北地方では稀に見られる程度です。昆虫を好んで食しますが、地面の中にたくわえる習性があります。隠した場所は、近くにある何らかの目印を記憶しているらしいことが実験でわかっています。また、生きている限り2羽がず~っと離れないともいわれており、「つがい」の絆のかたい鳥です。う~ん・・・あやかりたいものです・・・。*紅葉状況長らく見頃期にありました温泉街の紅葉は、そろそろ「落葉」となってきました。また、上川町から層雲峡に至るまでの峡谷は、場所によっては(部分的ですが)色がまだ残っている所もありますが、明日から11月。こちらもそろそろ「落葉」となりそうです。

写真:ヤマガラ 10/31

数が減少していくのでしょうか・・・

夏から秋にかけて、写真右側の光景をよく目にしていました。「アオダイショウ」が巣の中に入り込み、中にいたモモンガを捕食しています。しばらくは様子を見ていましたが、こちらの「殺気」を感じたのか、呑み込んだまま巣から出てきましたが、そのまま地面に落ちて・・・。残念ながら、モモンガは餌食となってしまったようですが、幾度となくこういった光景に出くわしました。モモンガの天敵は、ハイタカ・トビ・エゾクロテンなどが知られていますが、森の中では「ヘビ」も要注意なのです。幸いにして、春先にはモモンガの交尾も目撃していますので、繁殖はしています。が、何度も同じ光景を目の当たりにすると心配になってきます・・・。しかし、本日早朝、別の巣穴から顔を出してくれましたのでとりあえずホッとして帰ってきました。

写真:エゾモモンガ(10/31)と巣穴に入るアオダイショウ(9月) ヘビが苦手の方、ごめんなさい。画像は少し小さくしました。