根開け

ようやく気温が二桁になりました。今冬?(今春)初めてのことです。このように暖かくなってくると、幹の回りに根開けと呼ばれる雪解けの穴ができます。(写真は根開けから少し経過したものです)直射日光を受けて暖められた幹からの放熱と、幹に当たった日光の反射光によって周囲の雪が融けてできたものです。他にも色々な理由があるようですが、樹木も春の訪れを伝えてくれています・・・。が、ここ数日は毎日雪(吹雪)の連続。積雪深もまた100cmを超え、道内では5番目、全国では10番目に多い量、なかなか減らない雪です。

写真:根開き 4/14

今度はコガモの求愛です

先日は「ホオジロガモ」の求愛の様子を紹介しましたが、今回は「コガモ」の求愛です。写真の通り、鳴きながら上体を起こしたりしています。鳥達には春がきているようです。

写真:コガモの求愛 4/14

あと少し・・・

今冬最後?の早朝モモンガ探索。そろそろ恐い動物もウロウロしはじめる時期なので・・・。寒さにもめげず、待つこと一時間・・・。ようやく顔を出してくれました・・・が、体勢を整えようとして転倒してしまい、モモンガにも聞こえてしまった様子。残念ながら、写真のようなところまでしか出てきませんでした。う~ん・・・リベンジすべきか・・・

写真:巣穴から顔を出すエゾモモンガ 4/13

雪まくり

先日もご紹介しましたが(バームクーヘン4/3)、あれほど大きくなるものは稀ですが、今回はやや傾斜のある場所での雪まくりです。気象現象の一つですが、風によって地面に積もった雪がシート状にまくりあげられ、バームクーヘンのような形状が作られるもので、自然が作った雪だるまといったところでしょうか。写真の雪まくりは、かなり広い範囲で出来上がっていました。ちなみに形成されるにはいくつかの条件がありますが、風は雪の層を巻き上げる程度に強く、かつ吹き飛ばさない程度に弱いこと・・・が一番の条件のようです。事情がわかっていなければ、初めて見た方はきっと「あれは何?」と思うはずです。写真は出来上がってから少しの時間がたっており、その間に雪が被ってしまいましたので、きれいな形では見られませんでしたが、貴重な風景です。

写真:広い範囲に出来上がった雪まくり 4/13

古巣

橋の下に「スズメバチ」の古巣がありました。実は、いつもこの橋を利用して散策に出かけていました。よく気がつかなかったものです・・・。あぶないところでした・・・。スズメバチの巣は、1頭の女王蜂がその年の春から夏にかけて作り始めます。写真のように大きな巣でも秋以降になると中は空になり、翌年は再利用はされません。(女王蜂がまた一から始めます)ので、ご安心を・・・。ちなみに、蜂の数え方は1頭(とう)と数えます。

写真:スズメバチの巣 4/13