春の風物詩

野鳥やお花、植物達も続々と顔を出してきていますが、朝晩はまだまだ「寒い」日が続いています。早朝センター前の最低気温は+2℃、今月に入って本日も含めると、まだ5回目のプラス気温です。ということは、他の日の最低気温は全てマイナスなのです・・・。桜もまだ気配がないです・・・。桜の花びらの色の具合で、今年の寒さの頻度がわかるとか・・・。(濃い色が良いそうです)そんな中「つくし」がたくさん出ていました。殆ど胞子を散布した後のものでしたが、地面からはまだたくさんのつくしが出てきていました。つくしは成長後に、その形状とまったく違う外見の栄養茎を伸ばします。(詳細は別の機会にでも・・・)しかし、今朝も中々の寒さでしたが、つくしを見ても春を感じないくらいです・・・。

写真:つくし 5/21

大雪山麓から

大雪山麓から大雪山連峰(一部)です。撮影場所、天候等が違うため一概に比較できませんが・・・。写真上段は本日撮影したもの(撮影場所:上川町エスポワールの鐘展望台付近)、下段は昨年5月20日に撮影したものです(撮影場所:上川町大雪高原旭ヶ丘)。どうでしょう・・・?昨年に近付きつつありますが、やはりまだ今年の方が残雪が多いことがわかります。来月早々には山に入る予定をしていますが、黒岳の斜面はまだ全面雪・・・。どこまで行くか、残雪と相談になりそうです。

写真:大雪山連峰一部 5/18

エゾムラサキツツジ開花

大雪山麓上川町で「エゾムラサキツツジ」が開花しました。昨年の開花は4月30日、半月以上も遅れての開花となりました。尚、コブシも咲きましたが、こちらも半月以上遅れています。どこかで帳尻が合うのでしょうか・・・?

写真:エゾムラサキツツジ 5/18

ほとんど観察の機会がありません

写真は「コクマルガラス」という、全長約30cmの最小種のカラスです。迷鳥もしくは稀な旅鳥とされ、生息状況は農耕地などとなっています。。道内での観察例もわずかですが、何故こんな内陸部までやってきたのでしょうか?5月号のセンターだよりの表紙としましたので、詳細は5月下旬発行のものをご覧いただければと思います。

写真:コクマルガラス(雌雄同色) 5/14

紅葉谷

層雲峡散策名所「紅葉谷」。予想通り残雪が多いです。場所によっては踏み抜きや、まだまだ滑落の危険も伴いそうです。また、枝も垂れていたり、折れていたりとコースをさえぎっている箇所もあります。これからは気温も上昇する予報となっていますので、もうしばらく様子を見たほうがよさそうです。

写真:紅葉谷 クマゲラ採餌木付近 5/16