またまた雪が・・・

また雪が被りました・・・。すぐに解けるとは思いますが・・・。こういう気象を繰り返して春がやってくるというのがこの時期の特徴ですが、それにしてもほぼ毎日雪が降っています。積雪深もなかなか減りません・・・。減るどころか増えていっています。気温も上がってこないため、春を実感するのはもう少し時間がかかりそうです。

写真:早朝雪が被りました 4/19

狩り

「キタキツネ」が狩りの真っ最中です。狙われているのは「カモ」・・・。川の流れを見越して、そばに寄ってくるカモを待ち伏せしたり、また、カモが流れに逆らって離れていく場合は自らが忍び寄ったりと・・・。近くまできた場合は、思い切って突進したり・・・。しかし、カモも中々の相手。そう簡単には餌食にはならないでしょう。しばしその様子を見ていましたが、軍配はカモに上がりました。あの執念深いキツネは、とうとうあきらめて林の中に消えていきました。

写真:忍び足のキタキツネ 4/18

エゾノリュウキンカ

雪解けの窪んだ湿地に「エゾノリュウキンカ」がようやく顔を覗かせました。回りはまだまだたくさんの雪・雪・雪。お花もまだまだ先のようで、ようやく蕾が膨らんできた状態です。先走って咲いてしまっているものもありますが、雪や寒さの影響でややしおれ気味でした。昨年の見頃(一部)は4月下旬(4/29)、前の年は4/22、昨年も遅かったですが、今年はこのまま推移すると5月に入ってしまいそうです。

写真:蕾のエゾノリュウキンカ 4/17

明けました冬篭り(ふゆごもり)

「エゾタヌキ」が冬篭りから目覚めました。そうです。冬眠はしないのです、冬篭りをするのです。太っているように見えますが、昨秋に木の実などをたくさん食べて皮下脂肪を体内に蓄え、それらを消費しながら春を待っていたのです。しかし、歩く速度は本当にゆっくり~ゆっくり~ひょっとして、目覚めたばかりかもしれません。ようやく重い腰を上げて歩き始めましたが、やはりそこは野生。逃げようとしているようです。最後は川に入り(さすがイヌ科、泳ぎも得意です)、上がった後はまた森の中に消えていきました。頑張って餌を探して生き延びてほしいものです。

写真:冬篭り明けのエゾタヌキ 4/14

ふわふわしっぽのキタキツネ

まだまだ「毛変わり」はしていないようです。ふわふわな毛皮に身を包んで、はるか遠くからトコトコとやってきました。「これぞ北海道」という象徴の光景です。しきりに雪の中に顔を突っ込んだり、前足で雪を掘ったりと餌探しに大変な様子です。ちなみに「エゾユキウサギ」はそろそろ黒いものが目立ち始め、換毛の最中のようでした・・・。(走る速度があまりにも速く、またまたシャッターチャンスを逃してしまいました・・・)

写真:キタキツネ 4/14