黒岳七合目~九合目

想像以上の残雪でした。昨年は七・八・九合目の標柱が3ヶ所ともにある程度露出していましたが、本日現在九合目の標柱が約50cm出ているのみでした。雪は、頂上に至るまで「全面雪」です・・・。登山道が出ている場所はありません。本日は暑くなる予報が出ていましたので、それを避けるため早朝からの登頂でしたが、雪面がかなり「硬く」、つぼ足(長靴)で登りましたが、スノーシューか軽アイゼンが必要なくらいでした。(早朝の一時間程度の時間ですが・・・)九合目付近から頂上の急斜面については、気温も上がってきたこともあり、雪は「腐り」気味・・・というか、踏み抜き程度ではおさまらない「腰まで」埋まってしまう場所もありました。天候に相当左右されますが、黒岳東斜面につきましては、上下山ともに十分な装備と注意が必要です。まだまだ「冬山」の様相ですが、気温の上昇とともに状況もリアルタイムに変わります。あくまでも本日現在での状況ですのでご留意下さい。

写真:黒岳七合目~八合目・九合目周辺 6/1

黒岳山頂から

黒岳山頂からのパノラマです。昨年同時期と比較すると、北海岳・白雲岳をはじめとしてやはり雪の部分が多い状況です。気温が高めに推移していますので、日を追うごとに状況は変わると思われますが・・・。ちなみに、頂上から石室手前までは消雪しています。尚、お花はまだ開花状況にはありませんでした。

写真:黒岳山頂 6/1

ポン黒岳

「ポン黒」からです。北鎮岳方面は、昨年の同時期で山肌がやや見えてきていましたが、今年はまだ雪の部分が多いです。北鎮岳分岐下も一面雪です。毎年登山者を悩ませるこの場所、今年も相当量の残雪が8月中旬まで残りそうな様相です。石室周辺は雪解けが進んではいるものの、やはり多めの残雪です。管理人の方が除雪対応をしていますので、意外と早く融けてくると思われます。ちなみに、黒岳石室のオープンは6/15の予定となっています。

写真:ポン黒岳からと黒岳石室 6/1

一気に新緑へ

気温の上昇とともに、昨日は雨・・・。この影響で、層雲峡峡谷は一気に新緑の様相となってきました。昨日は風も強く吹いていたため、サクラの葉も飛び散っていましたが、何とかまだ持っているようです。層雲峡に向うにつれ、国道39号線は新緑に包まれていますが、峡谷の高い部分はこれから。日を追うごとに、益々緑が増えていくことでしょう。センター業務もこれからは、大雪山麓の情報から「山モード」へと移っていきます。早速、明日は黒岳へ情報収集です。今年は残雪が多く今から心配ですが・・・。

写真:層雲峡園地から 5/31

九十九滝が現れました

層雲峡散策名所「紅葉谷」入口付近の九十九沢周辺で、幻の滝と呼ばれている「九十九滝」が現れました。この滝の水源は、標高1800m周辺の黒岳東斜面にある沢で、春先の雪解け時や大雨の増水時に一時的に現れるものです。滝の形態は、断崖から地下水脈が流れ落ちる「潜流瀑」です。落差70mから流れ落ちる様は実に勇壮です。写真には少々わかりずらいですが、赤ラインを引いてありますが、ラインの通りの流れとなっています。沢から流れる伏流水は「北海道の名水」にも選ばれています。

写真:九十九滝 5/31