カワウ

ここ数年は毎年渡来しています。昨年は「ウミウ」もやってきて、さながら春の珍事・・・。今年はまだ渡来していませんが、なんと毎年ここ内陸部にも来ています。「ユリカモメ」も続けて渡来していますが、今年のこの天候・・・珍事もなさそうです。

写真:カワウ 5/1

数が少ないです

写真一枚目は「シロハラ」、二枚目は「クロツグミ」、三枚目は「ハシビロガモ」。どの鳥も渡来数が少なく、中々見る機会がありません。特に「クロツグミ」は、とにかく素早くなかなか写真に収まってくれません・・・。こういった珍しい野鳥が見られるのも、この時期の特徴ですが、野鳥観察のおもしろさの一つでもあります。

写真:シロハラ(雄)、クロツグミ(雄)、ハシビロガモ(前方が雄) 5/1

カモの舞

いつも「カモ観察」に行く石狩川。本日はいつも通り早朝は手が「かじかむ」ほどの寒さでしたが、カモの数は今期一番の多さでした。いつもは何気なく見ている「コガモ」・・・。大群となって川を泳いでいる様子も迫力がありますが、写真のように一斉に飛び立つ瞬間などは、特に美しさを感じます。

写真:コガモ 5/1

黒岳の積雪状態

そろそろ春も近くなってきますが、黒岳の北東斜面もそろそろ雪も落ち着き、積雪も減っていく時期となりました。が・・・写真上段は4/24のもの、下段は昨年4/30のもの・・・。角度は違いますが、比較するとやはり本年のほうが多いようです。それもそのはず、積雪計では黒岳七合目で本日現在400cm、昨年4/30で240cm、まだ2日間ありますが今後の予報をみても一気に減雪は考えられない状況です。その差約150cm・・・。中々暖かくならないため、昨年同様降雪は多かったものの、融ける速度があまりにも違いすぎるようです。

写真:黒岳 上段2013/4/24 下段2012/4/30

珍しい鳥がやってきました

「コチョウゲンボウ」・・・。何やら変な鳥名ですが、ハヤブサ科の鳥です。日本へは冬鳥としてやってくるようですが、その数はかなり少ないようです。(ちなみに、北海道から九州まで各地に渡来するようです)写真は雄、全長約30cmで海岸や草原、農耕地など様々な環境に生息しています。食性は動物食、主に小型の鳥類を捕食します。ハヤブサ科というぐらいですので、とにかく素早い行動でした。見慣れない鳥のため、専門の方に依頼しこの鳥の名とわかりました。さすが野鳥の宝庫場、渡りの時期には珍鳥もよく見られます。

写真:コチョウゲンボウ雄 4/23