黒岳九合目

標柱周辺から断続的に登山道が露出してきました。しかし、やはりまだ「雪の中」という表現が良いのかもしれません・・・。融けてきた部分は写真の通り「踏み抜き」やすくなっています。くれぐれも慎重に上下山して下さい。尚、この時期特有のことですが、踏み抜きを避けてお花の上を歩いた痕跡が幾つも見られました。気持ちは分かるのですが・・・。植生が回復するまで「とんでもない」年月がかかってしまいます。雪が溶けて「ぐちゃぐちゃ」道路は、是非とも「スパッツ」を装着し慎重に歩いていただければ・・・。いつまでも、素晴らしい「大雪山」であってもらうため、皆さんのご協力をお願いいたします。

写真:九合目標柱を過ぎた辺り 6/17

黒岳頂上直下

想像通り、まだまだ急斜面にたくさんの残雪がありました。幾分薄くなっているようですが、まだ油断のできない斜面でした。ここの上下山は、やはり「軽アイゼン」があると安心安全ですが、少なくとも「ストック」は必ず持参してください。ここの前後は、前回と比較して断続的に登山道が出てきており、かなり歩きやすくはなってきましたが、この急斜面は、まだ「手こずり」そうです・・・。

写真:頂上直下の急斜面 6/17

高山植物開花情報

前回13日から新たに「ジンヨウキスミレ」「エゾノハクサンイチゲ」~九合目付近、「チングルマ」「エゾノツガザクラ」~ポン黒岳付近、が開花しました。既にお知らせしている植物たちも、その範囲を徐々に拡げています。頂上直下の小さな「クロユリ」はまだ蕾の状態でした。(背丈が低く黒岳ではかわいらしいと人気のお花です)また、いつも群落を形成する「雲の平」「北海沢」方面はまだ雪の下となっています・・・。

写真:エゾノツガザクラ ポン黒岳 6/17

黒岳山頂から

黒岳山頂からの様子です。前回情報は13日でしたが、頂上からお鉢平方面はさほど融雪が進んでいないようです。ここ数日気温も上がっていませんが、雨が降ったことで少し期待していましたが、残念ながらパノラマ写真の通りでした・・・。しかし、お花たちは次々と開花しその範囲を拡げています。頂上では写真の「メアカンキンバイ」が見頃となっていました。この日は、下山時に雲海が発生しバックの「ニセイカウシュッペ山」との眺望が見事でした。

写真:見頃を迎えたメアカンキンバイとニセイカウシュッペ山・雲海とニセイカウシュッペ山・頂上からのパノラマ 6/17

イワウメがいっぱい

黒岳山頂からポン黒にかけて「イワウメ」が見頃となってきました。ミネズオウに代わって次々と違うお花が群落を形成しています。(ミネズオウもまだまだ健在です)蕾もまだたくさんありましたので、これからさらに賑やかになりそうです。しかし、明日からは数日間お天気が崩れる予報・・・。うまくいかないものです・・・。

写真:ポン黒周辺のイワウメ 二枚目後方は北海岳方面6/17