紅葉谷

  層雲峡散策名所、紅葉谷の散策道で写真の「エゾノレイジンソウ」が群落を形成しています。その他にも、ハクセンナズナ・コケイラン・ウコンウツギなどが開花してきており、片道約700mの散策のお手伝いをしてくれています。終点は「紅葉滝」。雪融けも進み、滝の水量も迫力があります。緑深い森や渓谷で、たっぷりと「マイナスイオン」を浴びませんか?マイナスイオンを浴びると、日頃のストレスに効果が高いとされています。片道約30分程度の散策。是非層雲峡へお越しの際は、「紅葉谷」へもどうぞ。

写真:エゾノレイジンソウ群落 紅葉滝 6/29

ギンザンマシコ

  姿は何度も見ていましたがようやく写真に収まりました。登山の疲れを癒してくれる一コマですね。本日は「つがい」での登場でしたが、この鳥はハイマツの実を主食として、そのハイマツ内に営巣します。今時期は、会える確率が高いです。是非「大雪山」のギンザンマシコを見に来られませんか?

写真:ギンザンマシコ雄 6/29

北鎮岳分岐付近

  本日の情報で、見頃となっていた場所は写真の「北鎮岳分岐」付近でした。部分的ではありますが、「チングルマ」「エゾノツガザクラ」「キバナシャクナゲ」「メアカンキンバイ」が小群落を形成していました。また、付近には「タカネスミレ」も開花しており、今日一番の賑わいのある光景でした。

写真:分岐付近 上段写真後方は「北鎮岳」 下段写真後方は右側「黒岳」左側「凌雲岳」 6/29

北鎮岳分岐下雪渓状況

  毎年のことながら起伏の激しい雪渓です。ここの上下山は特に慎重さと装備が求められます。幸い気温が高かったため、本日は「つぼ足」で登頂できましたが、ここを使った山行を計画する場合は、事前に情報収集が必要です。特に、現在は朝晩は気温もあまり上がらないため、雪面が凍りつくことが想定されます。装備を万全に安全な山行を。また、本日現在「赤石川」は雪渓上を歩くことが可能です。しかし、融雪状況によっては状況が一変しますので、この時期は十分な注意が必要です。

写真:北鎮岳分岐下 上段写真後方は「お鉢平」 6/29

お鉢平周辺

  今日のお鉢平周辺は、写真の「メアカンキンバイ」が随分と目立っていました。部分的ですが「エゾノツガザクラ」「チングルマ」も少しずつ範囲を拡げています。雲の平のお花が開花するまで、お鉢周辺を巡ってみてはいかがでしょう。

写真:お鉢平周辺 6/29