道道銀泉台線開通延長について

先日、道路開通情報をアップしましたが、銀泉台につきましては残雪の影響があり、当初予定の13日には開通とはならなくなりました。開通時期は未定とのことです。詳細は上川町ホームページをご覧下さい。写真は何度も登場する親から見放された仔ギツネ。遠目から巣穴をみていましたが、その姿が中々みつかりません・・・。ひょっとして、他の兄弟同様に残念な結果になったのかと思っていましたが、何と排水溝のような所から顔を出しこちらを見ていました。生きていてくれたことはとても嬉しかったのですが、やはり親の姿はありませんでした・・・。何とか生き延びてと願うばかりです。

写真:仔ギツネ 6/10

お食事中でした

はやくも「ナキウサギ」の姿を見られました。鳴き声は殆どありませんでしたが、岩場の近くに出てきてくれました。さかんにお食事タイムのようで、こちらの動きにもあまり興味がなさそう・・・。この日は、ウラシマツツジやミネズオウなどを食していました。今年も登山者の目を楽しませてくれることでしょう。

写真:ナキウサギ 6/8

ホシガラスに遭いました

黒岳石室へ向う途中、「ホシガラス」に出遭いました。「ギャーギャー」うるさい鳴き声はしていましたので、「近くにいるな」とは思って歩いていましたが、何と目の前に出てきてくれました。いつもは、ノゴマやカッコウを先に目にするのですが、今年はホシガラスでした・・・。高山のハイマツ帯に普通に生息していますが、下界では中々お目にかかれません。しかし、ハイマツの実が不作の年などは、秋から冬にかけて低地へ移行するものもあるようです。

写真:ホシガラス 6/8

黒岳七合目~九合目

雪融けは進んではいるものの、前回情報時と比較すると、黒岳東斜面は目立った変化はありませんでした。頂上直下を除く全ての登山道は、全面雪の中です。周りは全て雪ですが、九合目の標柱が全露出とベンチの一部が見えていました。本日も暑さを避けて朝一での登頂でしたが、七合目から九合目にかけては、表面は「腐った雪」ですが、その下は「氷」になっている部分もありました。九合目から上の部分は、ほぼ全体的に腐り気味ですが、滑落に要注意です。本日は、つぼ足の方もいらっしゃいましたが、スノーシューや軽アイゼンでの登頂の方が目立ちました。つぼ足でも登頂可能ですが、ストックは持参して下さい。また、スパッツも必須です。 まだまだ残雪の多い黒岳、装備を万全に慎重に上下山して下さい。

写真:上段・七合目付近(後方はニセイカウシュッペ山) 中段・八合目付近(左端は天塩岳) 下段・九合目付近 6/8

黒岳頂上周辺

黒岳頂上直下のニ曲がり目までは消雪して登山道が露出しています。また、前回も同様の写真をアップしましたが、比べてみてください・・・、どうでしょう?雪融けは確実に進んではいるものの、6/1の状況とさほど変化が感じられない眺望となっています。しかし、山は本日は相当な暑さでした。この調子で進むと、早い融雪も期待できそうです。

写真:頂上直下と黒岳頂上から 6/8