冬に鳴く虫

その名も「マダラスズ」。
肢が白と黒のまだら模様ということと、スズは小型のコオロギの意味です。

そうです、コオロギなのです。
体長は約6mm程度の小さなコオロギ、まだ真冬ではありませんが、氷点下でも鳴いているのです。

ちょっと信じられない感じですが、層雲峡の散策名所「紅葉谷」では、入り口周辺は層雲峡温泉の源泉地になっており、いくつもの湧出口があります。

その暖かい地熱のおかげで、寒い冬でも活動していられるのです。

鳴声は「ジーッジーッ」。
現在でも元気に鳴いていますが、真冬に聞く虫の声・・・どんな気持ちになるか一度聞いてみませんか?

写真:マダラスズ 層雲峡紅葉谷 11/6

層雲峡紅葉谷

層雲峡の散策紅葉名所「紅葉谷」の入り口付近が色付いてきましたが、見頃はもう少し先になりそうです。層雲峡峡谷も日々色が付いてきている状況です。

写真:紅葉谷入り口付近 9/30

紅葉街道

今年も間もなく層雲峡峡谷まで紅葉がおりてこようとしています。見頃は例年通り10月以降となりそうですが、部分的に色付きが始まってきました。今年も上川町から三国峠間の「紅葉街道」はどんな紅葉を見せてくれるでしょうか。* お 知 ら せ・黒岳石室は9/28宿泊営業終了(管理人は10/10近辺  までは日中常駐)・白雲避難小屋は10/6 天候状況によって変更の場合があります。

写真:既に樺類が色を付けています(大雪ダム周辺)・部分的にチシマザクラが赤くなってきました(層雲峡峡谷) 9/27

高原温泉沼めぐり2

沼に至るまでの登山道付近では、ミネカエデやダケカンバの黄、ウラジロナナカマドの赤などが色鮮やかになっています。沼に集中しがちですが、場所によってはこのカエデ類が紅葉のトンネルのようになっています。赤も見事な色彩ですが、今年の沼周辺では特に黄葉が良好で広範囲に色付いています。*詳細は「大雪山山情報」をご覧ください。

写真:ヒグマ情報センター付近(上)・登山道周辺(中下) 9/27

高原温泉沼めぐり

日々色付きが増しているようですが、ここ最近の早朝気温は一桁の前半・・・、沼周辺では霜が降り至る所に霜柱が上がっていました。木道付近は早朝などは「つるつる」状態、しかも、先日の終日雨の影響で、登山道はぬかるみが多いです。但し、水はかなり引いており本日は水の中を歩く部分はありませんでしたが、十分に気をつけて歩行下さい。やはり、まだ「長靴」がオススメです。

写真:沼に写る滝見沼(上)・式部沼(中)・高原沼周辺(下) 9/27