鋭い臭覚

写真は、動物が穴を掘り(と言いますか、雪をかきだし)、中にいるネズミ等を捕獲した様子です。

測ってみましたが、約一メートルもありました。
辺りは、かき出された雪が山のようになっていました。

周辺の足跡をみると、かき出したのはどうやら「キタキツネ」のようです。

キタキツネの臭覚は大変に鋭く、深い雪の中にいる小動物すらかぎ当てられるのです。

しかも、締めは「尿」をかけてあり、掘ったのは「俺だ」と言わんばかりです。

但し、このキツネ、記憶力も相当優れているようで、臭覚のみならず埋めた獲物の場所をかなりの正確さで記憶しているとも言われています。

また、尿はマーキングの意味合いもあり、これをすることによって、二度同じ場所を掘返さなくて済むことでのマーキングとも言われています。

写真:キタキツネの餌探し 1/19

リベンジ ベニヒワ

前回、あまりよく写せませんでしたので、リベンジに出かけました。

本日は、約30羽程度の小群で中には「マヒワ」も交じっていました。

相手が近寄ってくるまで、じっーと待つこと一時間・・・。採食に一生懸命で、警戒心も薄れがち。

ようやく近くでの撮影に成功しました。
この「ベニヒワ」、スズメと同程度の大きさですが、鳴声がかわいく「チュイ~ン」などと鳴きます。

写真:ベニヒワ雌 層雲峡 1/19

冠雪

冬の風物詩の一つ、川の中にある石の上に雪が積もってできるまん丸な「冠雪」。

写真は、その出来方がよくわかるような形状となっていました。

降り積もった雪が幾層にもなり、冠雪が出来上がっていく様子がわかります。

間もなく、石狩川全体が「冠雪」だらけになり、風物詩の完成です。

写真:冠雪 1/19

どこまでも続く・・・

広~い、広~い、北海道の大雪原。
本日はお天気もよいことから、さまざまな動物の足跡がどこまでも続いているのが見えます。

この足跡だけを見ていても、色々と想像力をかきたてられますが、この大雪原をスノーシューで散策すると、さらにその楽しさも倍増です。

是非、今冬は「アニマルウォッチング」で外に出かけてみてはいかがでしょう。

写真:エゾユキウサギの足跡 大雪高原旭ヶ丘にて 1/19

殺気が・・・

スノーシューで散策中、何か殺気が・・・。
足を止め、ふと横を見ると上の写真の光景がありました。この寒い中、雪の中で「まどろんで」いるかのようでした。

すぐさま起きだし、森の中に消えて行きましたが、それにしても「フワッフワ」なしっぽでした。

しかし、このしっぽの奥には「肛門腺」があり、これは鼻がまがるほどの臭い・・・。

他にも「キツネ臭」、これはキツネの尿の臭い。
尿以外にも「スミレ腺~尾腺」、その名の通りスミレの花の臭い、そして肉球の間に「臭腺」、これはちょっと甘い臭い、他にもありますが、その姿はとても愛くるしく、さまざまな臭いを持っているキタキツネでした。

写真:キタキツネ 1/18